まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

連日熱戦〜2014夏の甲子園を目指す神奈川大会

各地で、2014夏の甲子園を目指す闘いが繰り広げられています。

昨日(7/14)神奈川では、1回戦では屈指の好カード
横浜隼人vs横浜商大高の試合がありました。

春のチーム状況や組み合わせ抽選によって
強豪校同士が夏の1回戦でぶつかるケースは時々見られます。

このカードも、本来の実力からするとベスト8くらいでもおかしくないと思いました。

私はテレビで観戦していましたが
戦前の予想通り、いえそれを上回る熱戦、好ゲームになりましたね〜

隼人の3年生左腕・橋本龍太くんvs商大の3年生右腕・続木悠登くん。
両エースの投げ合いは見応えありました。

続木くんは1年生の頃からエースでした。
2年前の秋の県大会で、相模相手に投げていた続木くんを思い出します↓

「2012秋の神奈川県大会準決勝〜その二〜」
http://d.hatena.ne.jp/N0205128/20121007/1349607763

確か、2年生の昨年は故障で思うように投げられなかったと聞きました。

最上級生になって迎えた最後の夏。
2年前、まだあどけなさも感じた続木投手、マウンドでの表情は精悍さを増していました。

試合は、商大が先制、隼人が逆転、8回に同点...とどちらに流れが行くのが分からない展開。
お互いにピッチャーを中心によく守り、相手に流れを渡さず踏ん張っていた感じでした。

3-3の同点で迎えた9回裏。
隼人は、1アウト1塁からエンドランで1、2塁。
2アウト後、打席には4番の藤澤浩太くん。

そして、再びランナーが走り、続木くんが投げた決め球スプリットは低めに落ちましたが
藤澤くんはバットを投げ出すように執念で(^^)当てて
打球は野手の間を抜けて行き、ランナーは生還して隼人がサヨナラ勝ち...

実況席では、あれもエンドランだったと話していて
殊勲打を放った藤澤くんは、インタビューでエンドランではなかったと言ってましたが(^^;
いずれにしても、隼人は最後まで走って攻める攻撃野球をやり通し
続木くんも、自分のピッチングを貫いて打たれました。
失投ではなく、打った藤澤くんが勝ったと思いました。

今朝の神奈川新聞に、続木くんの記事がありましたが
「力投141球 悔いなし」

これまで、よいストレートを持っていながら、なかなか打者を打ち取り切れずに苦しんできて
決め球を、と6月に習得したのがスプリットだそうです。

そのスプリットがよく決まって、隼人の打者から三振をたくさん奪いました。

そんな中、一番印象に残ったのは、続木投手vs宗選手の対決でした。

隼人の宗佑磨くんは、プロも注目の超高校級の好打者と評判です。

そんな宗くん相手に、続木くんは徹底した内角攻めをしました。
一度は、厳し過ぎて足に当ててしまいましたが(記録は逃げなかったということで四球)
宗くんには真っ向勝負を挑み、ヒットを打たれませんでした。

両校とも、対戦が決まったときから、この初戦に照準を合わせて練習してきたそうです。

普通、強豪校はもう少し後に照準を合わせないと長い神奈川予選を乗り切れないのですが
今回はそんなことは言っていられない。
お互い、全力勝負の初戦でした。

隼人・手塚主将、商大・永原主将ともに貴重な打点を挙げてチームを牽引。
死力を尽くした結果に、敗れた商大選手にも涙はなし。

見ていた私も、すがすがしい気持ちになりました(^^)

正直、続木くんをもう少し長く見ていたかったな、という気持ちはありますが...

両校選手の皆さん、よい試合をありがとう。
お疲れさまでした。

隼人は甲子園目指して頑張れ!
商大高の3年生は、また次のステージに向けてスタートですね。

さて、今日も熱戦が続きます...

頑張れ!神奈川高校球児たち〜