まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

大谷翔平投手、1軍公式戦デビュー

昨日(2013/5/23)北海道日本ハムファイターズのゴールデンルーキー大谷翔平投手が
1軍で公式戦デビューを飾りました。

大谷投手、1軍デビューおめでとう〜

野手としては、既に今季開幕のライオンズ戦でデビューを果たし
岸投手から初安打も記録していますが
投手としては、初めての1軍での先発マウンド。

野手としてのデビューは札幌でなく西武ドームで、ちょっと残念な気もしたので
投手としてのデビューがホームの札幌ドームで、よかったと思います。

これまで、オープン戦とかファームでは何度か登板していましたが
札幌ドームのマウンドは、昨日が初めて。
プロ初登板の鎌ヶ谷でも、怪我から復帰後初登板の読売ランドでも、強風の中で
可愛そうだな、と思いましたが
札幌ドームではそういう心配もなく、思い切り投げることができたのではないでしょうか^^


昨日のスワローズ戦、先発投手は大谷vs石川。
本格派ルーキーvs技巧派ベテランの対戦になりました。

思えば、大谷くんがプロ初実戦登板したのも、教育リーグのスワローズ戦で
そのとき投げていたのも、調整中の石川投手でした。
不思議な巡り合わせですね〜@o@


初回のマウンドに上がった大谷くんは、バッターボックスの時よりも
緊張しているように見えました(^^)

1番、ミレッジ選手に投じた1球目は、ストレート。
ボールになりましが、思い切り投げた大谷くんの気持ちが伝わってきましたよ。

試合開始前から、異様な空気が漂っていた中
いきなり、150キロ超え連発。
全部ストレート。
で、叩きつけた打球が大きくバウンドして、大谷くんがすぐに捕って1塁へ投げましたが
惜しくもセーフで、プロ初めての被安打は、内野安打でした。

その後、盗塁を決められたり
そのときにヘッドスライディングしたミレッジ選手が少し肩を痛がって転がったり
バントをした上田選手と1塁カバーに入った金子選手がぶつかったり

スワローズの選手たちも、異様な雰囲気の中、ハッとするような場面が続き
並の高卒ルーキーなら、そこでドタバタしてしまってもおかしくないところでしたが
大谷くんには、そんな様子は見られませんでした。

次の打者をセカンドゴロに打ち取ると、ホームに突っ込んだランナーも
アブちゃんと鶴ちゃんのナイス連係で刺し、結局3人で攻撃終了。
バックもよく守って、ルーキーを盛り立てました。

2回も、先頭のバレンティン選手にはスライダーを投げて初奪三振
2アウトまでは順調でしたが、宮本選手がショートへの内野安打で出塁すると
セットポジションからの制球が乱れ、四球でピンチを広げ
中村選手にタイムリー3塁打を打たれて、2点を失いました。
外野手が前の方に守っていたところに、ちょうど左中間真ん中へ打球が転がったので
翔くんが転転と抜けて行くボールを追い掛ける形になり、1塁走者まで生還してしまいましたね(>o<)

でも、大谷くんが許したのはその2点のみ。

その後、5回まで、毎回ランナーを背負う苦しい内容でしたが
ストレートはMAX157キロ、平均でも150キロくらいだったんじゃないかと思うくらい。
4回くらいからは、疲労も見え始めましたが、好守にも助けられ、5回を投げ切りました。

5回、86球(ハム@o@)被安打6(だけど、ボテボテ内野安打2)
奪三振2、与四球3、失点2、自責点2で防御率3.60。

デビューのマウンドとしては、充分よくやった!と私は思います(^o^)v

やっぱり、1軍のマウンドは違うんだね〜

私は、ファームで投げた大谷投手を何度か生で観ましたが
表情が違った。

東京ドームのオープン戦で、1回だけ1軍相手に投げて、157キロ出したときと同じような
いえ、そのときよりも気持ちが高ぶっていたような

全力投球だったよね!

球場には、お父さんも応援に駆けつけていたそうで
試合後のお父さんのコメントとして「今持っている力をぜんぶ出したと思う」
と紹介されていましたが、私もそう思いました。

持っている力をしっかり発揮するというのは
そう簡単なことじゃないと思います。

だから、大谷翔平くんは、やっぱり凄い選手だと改めて思いました。


さて、ルーキーの頑張りに応えたい打線は
2回、ビッキーの2塁打、鶴ちゃんのタイムリーで1点を返すものの、石川投手に苦労して
大谷くんは、1-2とリードを許した状態で降板。

その後、矢貫-宮西-石井-増井(9-10)-久(11-12)と継投。

8回、石井投手が四球で崩れ1失点で1-3とリードを広げられ
大谷くんが敗戦投手になってしまうのか...と思った8回裏
2アウトからヒットで出たアブちゃんを置いて、翔くんが打ちました。ライトスタンドへ。

さすが、4番!中田翔!嬉しかったあ。

大谷くんも、ベンチで大喜びでしたね〜^o^

試合は3-3の同点のまま、延長12回を戦い抜いて引き分けとなりました。

残念だったのは、9回も10回も、ランナーを出したところで、バント失敗してしまったこと。
うまく送れていたら...もしかしたらサヨナラ...できたかも。

でも、8回に石井投手が作った1アウト満塁のピンチで、それ以上失点せずに凌いだ鍵谷投手
回またぎで2回ずつを抑え切ったまっすぅ、久さん。
三者凡退で危なげなかったのは矢貫投手だけだったけど、リリーフ陣よく踏ん張りました。

バックもよく守ったし、負けなかったのでヨシとしましょう(^^;


大谷くん、お疲れさまでした。

まずはゆっくり休んで
また、次へ...一歩ずつ進んで行ってくださいね。
体に気をつけて!