第25回18U世界野球選手権大会、台湾戦・パナマ戦
今、ソウルで開催中の第25回18U世界野球選手権大会2012は、第一ラウンドが行われています。
Bグループの日本代表チームの9/2までの結果は
8/31 vsカナダ 5-6 ●
9/1 vsチャイニーズタイペイ 2-0 ○
9/2 vsパナマ 8-0 ○
で、2勝1敗となっています。
第一ラウンドは、今日のイタリア戦と明日のチェコ戦の2試合が残っていて
Bグループ6チームの内、上位3チームが第二ラウンドに進むことができます。
初戦を延長タイブレークの末落としてしまった日本にとって
おとといのチャイニーズタイペイ戦と昨日のパナマ戦は、とても大切な試合でした。
9/1のチャイニーズタイペイ戦の先発投手は、大阪桐蔭の藤浪くん。
絶対に負けられない試合でのプレッシャーの中、本当によく投げてくれました！
甲子園での疲労も、まだ抜けきってはいなかったろうし
慣れない環境で、国際球を使い、国際試合特有の判定(ストライク判定含む)の中で
(世界の中では、日本の判定や慣例が特有なのかもしれませんが^^；)
審判に注意を受けたり、とまどうこともあったろうと思いますが
決して万全ではない状態でも、圧巻の投球で、厳しい接戦を完封！
チームに勝利をもたらしてくれました^O^
テレビで見ていて、藤浪くんは本当に凄い！と改めて感心しましたよ〜
そして、唯一人2年生で参加している森くん(大阪桐蔭)の活躍も素晴らしいですね〜
ランニングホームラン@o@は、藤浪くんとチームを助ける本当に貴重な一打でした。
【追記 9/3 16:50】
この試合で、ライトの笹川くん(浦和学院)がレーザービームでランナーを本塁で刺しました。
本塁にストライク返球した笹川くんとホームでブロックした森くんのファインプレーで
藤浪くんとチームを救いました。忘れちゃいけない大きなプレーでしたね〜^^；
普段組んでいる田村くん(光星学院)とではなく、森くんとのバッテリーでしたが
(田村くんも森くんも外せないので(^^)田村くんは以前経験のある三塁を守ってます)
ほとんど違和感なく、息の合ったバッテリーに見えました^^
城間くんは、コントロールよく丁寧に投げて、打たせて取る持ち味を存分に発揮。
8回からは、カナダ戦でもリリーフした大塚くん(九州学院)が登板。
2回をテンポよく、危なげなく抑えてくれました。
カナダ戦での被弾のショックは、もうありませんね^^
テレビ観戦しながら、大塚投手を見ていて、昨夏のアジアAAA大会のときの野田投手
(当時鹿児島実業)の好投を思い出していましたが(同じ左ピッチャーだし)
解説していた膻浜高校の渡辺監督も、ちょうど同じタイミングで野田投手の話題を出したので
「そうそうそう」と思わず頷いてしまいました。
渡辺監督は「国際大会では”困ったらこのピッチャー”という存在がいると助かる」と
おっしゃっていました。
昨夏は野田投手、今回は大塚投手がそんな存在だということですね〜
投手陣が二人で見事な完封リレー。
そして、打線も、だんだん活発になってきましたね〜
昨日は、おととい好調だった郄橋くん(龍谷大平安)を5番に起用して、引き続き好調^^
笹川くん(浦和学院)もようやく調子が上がってきたようで
2番の伊與田くんも、バントをしっかり決め、ヒットも放ち、打線の繋がりも出来てきました。
パナマから計8得点、もう少しでコールドという快勝でした^O^
ちょっと心配なのは、北條くん(光星学院)ですが...
木製バットとストライクゾーンへのとまどいで、悩んじゃってるかなぁ...
9番打つのは、たぶん人生初じゃないかと思うし。
昨日は、タイムリーヒットも打ちましたが、本来の彼のバッティングはあんなもんじゃない
と思うだけに、早く調子が戻ってくれるといいな...
そして、なんと言ってもインパクト大なのは、大谷くん(花巻東)ですね〜
初戦でのピッチングは、思うような出来ではなかったと思いますが
バッティングが本当に素晴らしい〜
打席に立っているだけでも、雰囲気があって立ち姿がとても美しい。
恵まれた体格で、リーチも長く、バットを振る動作はしなやかで
木製バットだけど、それを感じさせない打球を右に左に飛ばしています@o@
チャンスでしっかり打ってくれるし...
私はこれまで、ピッチャーとしての大谷くんの印象が強かったのですが
バッターとして育ててみたい〜(^^)という気持ちにもなりますね。
でも、投手としての能力も捨てがたく、これからどんなピッチャーになっていくのか
楽しみでもあるし...
プロのスカウトさんにとっては、嬉しい悩みですね。
さて、今日は2時からイタリア戦。
今日明日は連勝して、第二ラウンドへ進みましょう！
頑張れ！高校日本代表チーム〜
