大阪桐蔭、優勝おめでとう

今日、2012年夏の甲子園大会、決勝戦が行われ
大阪桐蔭高校が青森代表光星学院を3-0で破って、春夏連覇を達成しました。

大阪桐蔭高校の皆さん、優勝おめでとうございます！

強かったです。

今日の藤浪投手は、監督さんもおっしゃっていましたが、大会を通じて
というより、彼のこれまでの野球人生の中でも、ベストピッチだったのではないかと
見ていて思いました。(私は、甲子園での藤浪くんしか見ていないけれど...^^；)

それくらい、素晴らしい内容でした。
ストレートは速くて力があり、変化球は鋭く曲がり、制球もよく緩急の差も大きく
気力充実で、高い集中力で、打者に向かっていく攻める投球でしたね。

体の方は、きっと疲れはあっただろうと思うのですが...
それをまったく感じさせない、最後まで球威も衰えることなく
猛打の光星打線にも、付け入る隙を与えませんでした。

光星の3・4番、田村くん、北條くんを抑え切りましたね。
最後に、田村くんが渾身のヒットを放ちましたが
あれも、気持ちでセンター前に落とした、という当たりでした。

北條くんは、最後の打席...もしかしたら、気持ちが強すぎて...少し力んでしまったか...
分かりませんが、今日は藤浪くんが凄すぎた。それに尽きるような気がします。

光星の投手陣も粘って粘って、ピンチを抱えながらも無失点で踏ん張っていましたが
大阪桐蔭の白水くんのホームランで先制を許しました。

本当に、野球って...

あれほど、再三粘って1点を防いでいた光星だったし
何度も満塁になりながら、なかなか得点できなかった大阪桐蔭が
ホームラン1本で、あっさり(という感じがしました)1点を奪う。

ただ、1番から9番まで、気を抜くことができない、みんなが長打力をもっている
今年の大阪桐蔭打線らしい先制点だったとも思います。

その後、光星学院は守備の乱れから2点を許してしまいました。
これまでの光星では、ちょっと考えられないような守備のバタバタが見られましたが
それだけ、大阪桐蔭打線の目に見えない圧力に、常に押されていたのかもしれません。

光星学院の選手たちには、今度こそ優勝したい、大阪桐蔭に勝ちたいという
強い想いがあったろうと思います。

その想いが、もしかしたら、力み、固さになってしまったのかもしれません...

だけど、とにかく今日は、藤浪くんがベストピッチだった。
あまりに素晴らしかった。

この夏の頂点を決める日に、ベストのピッチングができる心と体の充実。
最後まで途切れることのない集中力。
やっぱり、藤浪投手は凄いピッチャーでした！

北條くんの目に涙は見られなかったけれど
どんな気持ちだったのかな...

悔しいは悔しいと思うけれど
やりきったという気持ちだったか...

北條くんのホームランを見て、高校生とは思えない〜と感じてましたが
でも、まだ高校3年生なんだよね...^^

甲子園優勝は叶いませんでしたが、次は上のステージに上がって
また私たちをワクワクさせてくださいね。

今年も、高校球児の皆さんから、たくさん元気をいただきました。
ありがとう〜

3年生はそれぞれの道へ
下級生はまた新しいチームで
頑張れ！高校球児たち〜

...ところで...

私は、今日の決勝戦の開始時刻を30分間違えていました(>o<)
テレビを点けたら、もう3回に入ってました...
思い込みで...詰めが甘くて...よくこういう失敗してしまう自分に喝(汗)