足がからまっても踊り続けろ
今朝、ダルビッシュ投手とMLBテキサスレンジャーズとの契約がまとまりました。
この期に及んで、破談→ファイターズ残留というのを心の片隅で期待していました。
ダルビッシュ投手、ごめんなさい。
そして、契約おめでとうございます!
今は、まだブログでの報告のみなので、ダルビッシュ投手へのエールは
北海道での会見を待って書きたいと思います(^^)
話は変わって、今日、お昼のテレビ番組で、芥川賞を受賞した田中慎弥さんの
インタビューを見ました。
昨日の受賞会見では、不機嫌な様子で、毒舌なんて言われ方もしているようですが
(確かに、そういう印象はありました)
今日見たインタビューでは、そんな昨日の自分を「まぬけ」だと語っていました^^;
会見が嫌で、早く終わりにしたかった、という気持ちだったそうです。
インタビューでは、「受賞して嬉しかったですか?」と尋ねられ
「うーん...嬉しかった、というのかな。あの気持ちは...」
少し考えてから、「よかった」という気持ちだったと話していました。
インタビューの終わりに色紙を渡され、一言、と求められて書いたのが
「足がからまっても踊り続けろ」という言葉です。
アル・パチーノが出演した「セント・オブ・ウーマン」という映画の中のセリフ
だそうで、とにかく、目の前のことをひとつひとつやっていく。
田中さんにとっては、書き続けるということなのかな。
私は、この映画を見たことがなかったのですが、ぜひ今度見てみようと思いました。
あのインタビューのように会見でも話せれば...とも思いますが
それができなかったのが、田中さんなのかもしれません(^^)
なんとなく、分かる気がする(私と一緒にしたら失礼ですがm(_ _)m)と思いながら
話を聞いていました。
私も、人前で自分のことを話すのが苦手なので...
1対1なら話せることも、何人もの目が自分に注がれる中で話すのは恐怖というか。
あの緊張を克服したいと思ったりもしましたが、なかなかできませんね...>o<
学生時代、数千の学生を前にして踊ったり(応援で)
仕事でプレゼンをしたりするのは、なぜか大丈夫なんですが
自分のことを語る、というのが私はどうもダメなようです。
でも、私は普通の主婦なので、保護者会の自己紹介で緊張しちゃうのが困る、という
くらいで済みますが
常に人目にさらされる立場の人にとっては、しんどいことだろうな、と思います。
俳優さんとか、プロスポーツ選手とか、作品のPRやファンサービスのために
苦手でも大勢の前で会見したり、話したりしなければならないですよね...
野球選手にもいますよね、大勢の前でしゃべるの苦手そうな...
最近は随分話せるようになったけど、ヤクルトの村中投手とか
クールな印象の西武の涌井投手とか
ベイスターズの加賀投手なんて、ヒーローインタビューも渋ったり...^_^;
もしかしたら、日本ハムの近藤くんも、会見とか苦手かな...
あと、最近、高校生の息子が写真を嫌がって、カメラを向けてもなかなか笑って
くれず、寂しい気持ちでいますが
写真を撮られるのが苦手な選手っていうのもきっといますよね...
プロなんだから、ある程度は苦手でも頑張らなくちゃならないとは思いますが...
でも、ちゃんと本業で結果を残していれば、他で目立たなくても存在感を示せます。
それぞれの舞台で、今やるべきことをやる。
つまずいても、やり続ける。
「足がからまっても踊り続けろ」
今日、なんとなく心に残った言葉でした。