祝☆ファイターズ2016シーズン パ・リーグ優勝^o^〜その二
「祝☆ファイターズ2016シーズン パ・リーグ優勝^o^〜その一」に引き続き...
ライオンズファンの雄星コールがドーム内にこだまして
いよいよ試合開始。
雄星くんは、立ち上がり制球が荒れ気味ながらもピンチを凌ぎます。
そして翔平の立ち上がり。
異様な雰囲気の中...
どうかな、と心配もありましたが
翔平は浮き足立つことなく
目の前の打者を打ち取ることに集中しているように見えました。
毎回ランナーを背負いながら要所を締める雄星くんと
ランナーを許さない翔平の痺れる投手戦。
この日のファイターズ応援団は
もう初回から惜しみなく(^^)チャンステーマで熱い応援!
私も、ファイターズの勝利を願って
全身全霊(^^)応援。
翔平の投球は"闘志のオーラ"というよりも
"静かな集中"という感じで
本当に一球一球に魂込めて、丁寧に投げているようでした。
160を越える剛速球はないけれど
130キロ台中盤のスライダー、140キロ台のフォークが切れ
150キロ台後半のストレートがコントロールされて
ストライク先行、三振の山を築いて行きます。
序盤を終え、危なげない翔平に安心するとともに
そろそろ打線の援護を、と思ったところで
レアードがやってくれました^o^
打った瞬間、回りのファイターズファンもみんな身を乗り出し
「行けー」「入れー」
そんな思いを乗せて、打球はレフトスタンドに
「It's gone〜〜〜」
この大一番で打った〜
最高の寿司握った〜^o^
歓喜乱舞のファイターズファン!
さあ、続け!
一気に決めろ!
とばかりに、更に応援の勢いは強まりますが
雄星くんも意地を見せ、後続は抑えられました。
このときはまだ
この一点が決勝点になるとは
思っていませんでした^^;
翔平の好投は続き
5回に入っても、まだ一人のランナーも許していない状況...
でしたが、5回、ライオンズ森くんの打球がライト前に抜けると
ファンの間からは「あー」というため息が。
でも、その後翔平は崩れることなく、無失点投球を続けて行きました。
ライオンズは6回を投げ終えた雄星くんに代わり、この日で引退する岡本篤志投手がマウンドへ。
ライオンズファンのみならずファイターズファンからも「あつし」コール。
大野選手を三振に打ち取り、岡本投手引退のマウンドは終わりました。
いろんなドラマが盛りだくさんの試合。
その後もファイターズ打線は、ライオンズリリーフ陣を前に
何度もチャンスを作りながら、最後の一本が出ずに得点できないまま
回は進んで行き
7回、8回...
これは...
もしかしたら、このまま
翔平が一点を守りきって完封で胴上げ投手に...?
そんな漫画のような結末も頭を過ぎり始めました。
翔平にそこまで負担かけていいのか...
でも、マウンドで一点を守り続ける翔平の背中を見ていると
たとえ今ブルペンで準備している宮西でさえも
出番はないような
このマウンドにいる大谷翔平の存在感が大きすぎて
誰にも代わることはできないような...
「こんなに頑張っている大谷翔平が優勝できないはずない」
目の前で、漫画のような結末が現実のものになろうとしていました。
9回表も、ファイターズはライオンズのクローザー増田投手を攻めましたが
結局追加点を挙げることができず
1-0の痺れる(痺れ過ぎる)展開で
ついに9回裏を迎えました。
優勝まであと3アウト。
マウンドには大谷翔平が上がりました。
祈るファイターズファン。
ストライクが入るたびに、大きな歓声が沸き上がります。
ライオンズは代打攻勢。
まず渡辺選手をセカンドゴロで1アウト。
あと二つ。
ですが、続く代打上本選手には粘られてこの日初めての四球を与えてしまいます>_<
簡単には終わらないなぁ...
ガンバレ!粘れ、翔平〜〜〜
最後まで、一球一球に魂込めて、丁寧に...
秋山選手のファウルフライがサードレアードのグラブに収まり2アウト。
あと一つ...
打席には、好調の外崎選手。
踏ん張れ、乗り切ってくれ、翔平〜
外崎選手が放った打球がレフトの前方へ上がり
ハルキがダッシュしてきてそれをキャッチ!
三つ...
やったーーー
優勝だ、ファイターズーーー
おめでとう!!!おめでとう!!!ありがとう〜〜〜
漫画のような優勝の瞬間。
回りの見知らぬファイターズファンともハイタッチ!万歳〜
こんなドラマ、誰かが筋書きを書いてその通りに実現したとしたら
それはそれで凄過ぎる...
な〜んて、まだ夢のような気がして
歓喜のマウンドに集まる選手たち。
やがて監督も。
そして、念願の栗山監督胴上げ!
この瞬間を夢見てやってきて
今、正夢になった^o^
今、ここで共に喜びを分かち合えたことに
心から感謝して
幸せを噛みしめました...(ToT)
ありがとう。
本当にありがとう、ファイターズ。
栗山監督の優勝インタビューがあり
そして、投手陣みんなで記念撮影があり
その後、ライオンズの今季最終試合セレモニーと岡本篤志投手引退セレモニーが行われ
ライオンズの選手たちも球場を後にして
ライオンズファンも帰って行く中
そこまで残っていた大勢のファイターズファンが集結したライトスタンドで
歓喜の応援二次会はいつまでも(^^)続いたのでした......
まだまだ盛り上がるライトスタンドの歓声を背に
駅に向かって歩く中
ずっと場内に響いていた
♪ラララ ラーイオンズ ラーイオンズ ラーイオンズ〜♪
というライオンズの応援曲が頭から離れなくなり^^;
2012年にここで吉川くんが大逆転に遭い、心折られて駅に向かった辛い思い出。
あれ以来、なんとなく西武ドームは苦手だった。
だけど
今、これ以上ない幸せな思い出に変わった...
そんなことを思いながら家路につきました。
家に着いて少しすると、GAORA優勝祝勝会の生中継でビール掛けが始まり(^^)
みんな楽しそう。
前回優勝のときには、未成年で参加できなかったコンスケくんも
今度は思いっきりビール掛け出来て、よかったね!
GAORAのビール掛けインタビューにコンスケくん来ないかな〜
と見ていましたが、それは残念ながら叶わず(>_<)
けど、本当に嬉しそうで、見ているだけで私も嬉しくなりました^o^
それから、深夜遅くまで選手や監督のインタビューを放送してくれて
選手や監督にはお疲れのところ申し訳なかったけれど
(翔平は早く帰って寝たかったろうと思うけど(爆))
私も最後までずっと見て、幸せの余韻に浸らせてもらいました。
GAORAさん、いつもありがとう。
一夜明け
私も心地よい疲れの中
今年、振り返れば
いろんなことがあったけど
やっぱり、14連勝のときのロッテ戦、9回裏2アウトからの賢介のホームランと
9月のホークスとの天王山、ダイカンのスーパーキャッチ。
賢介のホームランで追いついて、逆転勝利できたとき
「こんな試合ができるチーム...これはもしかしたらもしかするかも」
優勝の二文字が頭に浮かんだ試合でした。
そして正に優勝を左右する天王山で
最後、江川選手の打球が前進守備のダイカンの頭を越えて行き
もうダメか、と思ったその次の瞬間
ダイカンが打球を掴み取ったあのシーンは
本当に感動したし、忘れられません。
「優勝」が現実に近づいた瞬間でした。
このチームで優勝できて、本当によかった...
私は、このチームが大好きです。
本当に、優勝したんだね!
おめでとう!ファイターズ〜
おめでとう!近藤健介くん〜
これからも、共に闘うo(^-^)o