まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

「未徹在」を読んで

栗山監督の著書「未徹在」をamazonで購入して読みました(^^)

「未徹在」は「みてつざい」と読み
この本の帯には
”勝てる組織の「中間管理職」は、未熟であることを意識し続けなければならない”

プロ野球の監督が「中間管理職」?
と、ちょっと違和感を感じつつ読み進めていくと
なるほど〜確かにそんな感じなんだな〜と納得しました。

それは、ファイターズという球団独特の話かもしれませんね。
他の球団はまた、違う感じかもしれません。

ファイターズってチャレンジャーだなぁ面白い球団だなぁと
改めて感じました(^^)

ある意味、プロ野球とはこういうものだ、というような従来の常識を打ち破り
未来を見ながら試行錯誤を繰り返しつつ、前に進んでいる球団...

よい意味でもそうでない意味でも
「普通」とはちょっと違うのかも。

いろんな意味で過渡期を迎えたファイターズの
世代交代を含め、また新たな一歩を踏み出すために選ばれたのが
栗山監督だったのかもしれませんね。

そして、ニュー・ファイターズは
伝統を受け継ぎつつも、新しく、順調に歩みを進めています。

そんなファイターズに
大谷翔平がいる

改めて、これは奇跡のようであり

でも、ファイターズじゃなければ
もちろん、二刀流の大谷翔平を見ることはできなかったわけで

本当に、ファイターズの大谷翔平に感謝感謝...


私は、4年間ファイターズを応援してきて
栗山監督の「育てる力」は素晴らしいと思っています。

真摯で、我慢強くて、選手を信じている。

信じて見守るって、本当に難しいことだと思うのですが
育てるには、それは大切だと思うし
結局、本人が気づいてこうしようと思わない限り、周りはどうすることもできないから...

時に、栗山監督の我慢強さが、選手には重くのしかかり、壊れてしまうんじゃないか
と感じたこともあります。

今でも、吉川くんやまっすぅには、あそこまでしなくても
もう少し早い段階で一旦プレッシャーから解放してあげてもよかったのでは
と思っていますが

でも、二人とも、苦しみ抜いた末に
壁を打ち破って、一回り大きくなったのは間違いありません。


そして、今、更なる飛躍のときを迎えているのが大谷翔平

投手としても打者としても
この3年間でホップステップ、階段を上ってきました。

特に投手としては、既に一流の域に到達。

でも、翔平くんのポテンシャルからし
一流で止まっている場合じゃない。
超一流になる選手です。

大きく飛躍するために
翔平くんを一層高いところへ引っ張り上げてくれる指導者と出会えたらいいな
と思っていました。

そんな中、吉井さんが投手コーチに復帰するとか
今オフ、翔平くんとダルビッシュ投手が一緒にトレーニングをしているとか
「そうなったらいいなぁ」と思っていたことが、現実になっているようです^o^

新しい出会いによって、大谷翔平が更に進化してくれたら、嬉しいな。


もう一つ、この本を読んで
コンスケくんの苦悩が伝わってきました。

シーズン中、苦しんでいたのは分かっていましたが
改めて、監督とのエピソードを読むと、胸が痛みます。

でも、そんな苦しみをバネにして、3割を超える打率を残したのは
さすがコンスケくん!と思います。

待望の「打てる捕手」ですが
コンスケくんは「打てる捕手」というよりも「勝てる捕手」になりたいと
先日話していました。

それは、ファイターズのみならず、日本代表にとっても待望のキャッチャー。

日本を代表する、打って守れる、勝てる捕手目指して...

コンスケくんに掛かる期待は大きい。

でも、今は、
まずは守りにつけることの喜びを感じて欲しい。

今年、その機会を奪われた悔しさがあったからこそ
捕手として、試合に出られる幸せを感じて欲しい。

その思いが壁を打ち破り
来年、一回り大きくなった姿でホームベースを守るコンスケくんを
きっと見せてくださいね!


来年は、優勝しよう!!

頑張れ!ファイターズ〜
頑張れ!近藤健介くん〜


【追記】
ところで栗山監督
2013年、開幕投手は勝さんでしたよ〜^^;