まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

祝☆レッドソックス、ア・リーグ優勝&上原投手MVP(^o^)

アメリカン・リーグ優勝、おめでとう〜レッドソックス

さきほど、ボストンで行われた2013アメリカン・リーグ・チャンピオンシリーズで
ボストン・レッドソックスデトロイト・タイガースを5-2で破り
ア・リーグ優勝とワールドシリーズ進出を決めました。

白熱した試合でしたね〜

両チームの先発投手が好投して、引き締まった展開。
ゲスト解説の川崎ムネリンも話していたように
中盤を過ぎても、どちらにも流れが傾かない、流れのない展開。

「こういうときは、流れなし作戦」っていうムネリンの話が面白かった(^^)
流れがこないとか掴めないとか考えず、いつもの自分のポイントで
普段のバッティングを心がける...

先制したのはレッドソックス
5回裏、ボガーツのあわやホームランというフェンス直撃2塁打でチャンスを掴み
エルズベリーのタイムリーヒットでようやく1点を掴み取りました。

が、6回表、そこまで好投していたバックホルツが先頭打者に四球を与えてしまい
続く打者にも打たれてノーアウト1・2塁のピンチ。
で、ピッチャー交代しましたが、四球で満塁としてタイムリー打たれて逆転。

ただ、そこで代わったワークマンが踏ん張りました。
ノーアウト1・3塁の大ピンチで、もう1点は覚悟する場面でしたが
続く打者をセカンドゴロに打ち取り、セカンドのペドロイア選手の判断がよかったですね!
走ってきた1塁ランナーにタッチしてアウト、ホームに突っ込もうとした3塁ランナーを見て
すかさずキャッチャーに送球、キャッチャーがランナーを3塁へ追い、タッチアウトで
見事なダブルプレーを完成させました。

大量点に結びつきそうだったところを、1点差までで抑えたレッドソックス
逆転を許しながらも、流れは渡さず。

7回表には、1点ビハインド、2アウト1・2塁のピンチで、田澤純一投手がマウンドへ。
強打者カブレラ相手に真っ向勝負。
カブレラがセンター方向へ打ち返した打球は、少し詰まって
ショートのドリューが飛びついてナイスキャッチ、1塁へ送球してアウト!
田澤投手のストレートの力が少し勝っていたのと、ドリューの好守備で
レッドソックスは追加点を許しませんでした。

ピンチの後にはチャンス。

1-2で迎えた7回裏、レッドソックス1アウト1・2塁のところで
好投してきたタイガースのシェーザーが交代。
その後、二遊間へのゴロでダブルプレーか、というところで
タイガースのショートが痛恨のミスをしてしまいました。
セカンドベースをかすりそうな打球は、一旦グラブに収まったかに見えましたが
ポロっとこぼれ落ちて、ひとつもアウトを取れずに満塁...

ダブルプレーが獲れていれば、このピンチを切り抜けていたところでしたが
こういうことが起きると、えてして失点に結びつくもので...
レッドソックスのビクトリノグランドスラムが飛び出しました。

なんとな〜く、今季ファイターズがよくやられた展開なような...(>_<)

5-2と、最高の形で逆転したレッドソックスは、そのままリードを守って
最終回、ついにクローザー上原浩治投手がマウンドへ。

場内にはコージコール。

凄い...

こんな凄い場面で、上原投手がマウンドに上がり
2アウトから一人にヒットは許したものの、最後の打者も三振に打ち取り
見事、ア・リーグ優勝を決めました(^o^)

レギュラーシーズン中からポストシーズンと、本当に安定した投球を続け
レッドソックスのクローザーとしての信頼を手にしてきた上原投手。

勝って「ホッとした」というのは本当に正直な感想でしょう。

田澤-上原の日本人投手の活躍は、間違いなくレッドソックスの優勝に貢献しました。

そして、ア・リーグチャンピオンシリーズのMVPに選ばれたのは上原投手!

嬉しいですね〜

MVP表彰では、上原投手の息子さんもユニホームを来て壇上に上がり
上原投手は通訳さんを介してのインタビューでしたが
息子さんは、通訳なしでインタビューに応えてました(^o^)

そして、NHKゲスト解説の川崎宗則選手の話も、面白かった〜
元々、お話が上手な方なんだと思いますが
今季MLBを経験した現役選手ならでは、の選手やプレーに関する興味深い話がたくさん。

今日の試合を振り返っての
レッドソックスの選手たちは、バッティング選手ではなく野球選手だった」
という言葉がとても印象に残りました。

打撃では、よくて3割。
打撃だけじゃなく、守備や走塁を10割にすること。
つまり、守備・走塁でミスをしない、総合力で戦う"野球選手"だった、ということ。

ア・リーグ制覇を掛けた戦いだけあって
両チームに素晴らしいプレーがたくさんありました。

敗れたタイガースのシェーザー投手が、打ち上がった送りバントに果敢に飛び込み
スライディングキャッチをした姿は、勝利への気迫を感じました。

ただ、ここぞ、の場面で、今日のレッドソックスには堅守が光り
タイガースには痛恨のミスが出てしまいました。

ムネリンの言葉、ファイターズの若手選手の皆さんにも伝えたい(^^)

バッティングを磨くことはもちろん大切。
だけど、それだけではダメ。
守備力、走塁力、試合の中での状況に応じた判断力を磨くこと。

総合力を持った"野球選手"になれ!


レッドソックスは、ナショナル・リーグチャンピオンのセントルイス・カージナルスとの
ワールドシリーズに進みます。

個人的には、ファイターズがシーズン最下位に沈み、長く寂しいオフだったところに
海の向こうでの上原投手、田澤投手の活躍のおかげで、わくわく楽しみな応援ライフが続いて
本当に嬉しいです。

上原投手、田澤投手、レッドソックス、ありがとう〜
ワールドシリーズチャンピオン目指して、頑張れ!