まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

スポーツ祭東京2013(国体)高校野球(硬式)を観に行って来ました

9/29(日)から10/3(木)の日程で実施されているスポーツ祭東京2013(国体)の高校野球(硬式)。
一昨日(9/29)、観に行って来ました(^^)

第一試合開始時刻(9時)の15分くらい前に八王子市民球場に到着しましたが
既に、大勢の人がチケット売り場に列を作っていました。

チケットを購入して場内に入ってみると、もう内野席は満席@o@
外野の芝生に座って観戦することになりました。

この球場の入場定員は、内野3,126人、外野5,576人とのことですが
内野席後方の土手の辺りで立ち見の人も大勢いました。

さて、この日は
第一試合、日大山形vs延岡学園
第二試合、前橋育英vs明徳義塾
第三試合、大阪桐蔭vs常総学院
の好カード!

第一試合の日大山形vs延岡学園の先発投手は
庄司くんvs横瀬くん。

延岡学園横瀬投手は、立ち上がりから苦しいピッチング。
いきなり満塁のピンチを背負い、4番の奥村くんを迎えます。

U18の日本代表にも選ばれた日大山形の奥村選手は
この日も攻守に存在感を示していました。
先制のチャンスでは、ナイスバッティングでしっかりとタイムリーヒット

奥村選手のタイムリーヒット

奥村くんは、テレビで見て想像していた通りの爽やか高校球児でした(^^)
守備のときには、1番大きな声を出してチームを引っ張っていました。
凄くよく通るいい声なんです〜

日大山形のエース庄司投手は、丁寧なピッチングで要所を締め
延岡学園はなかなか得点を奪うことができません。

マウンドに立つ庄司投手

外野席のちびっこ達の
「頑張れ頑張れ庄司〜」っていう声援が可愛かった(^o^)

延岡学園は、先発横瀬くん-3回途中奈須くん-6回井手くんと継投。
横瀬投手と奈須投手が日大山形打線に大量点を許し
5回までで14-0の大差がついてしまいました。

コールドかと思いましたが、今大会はコールドゲームはないようで
一方的な展開に、ちょっと延岡が気の毒にもなりましたが
後半は、井手投手が、中野選手にソロホームランを浴びたものの、後は無失点に抑え好投。

8回裏に、延岡学園がようやく1点を返して一矢を報いましたが
15-1で日大山形が勝ちました。

日大山形vs延岡学園終了時のスコアボード

校歌斉唱する日大山形ナイン

校歌斉唱する日大山形ナイン(動画)
(途中、カメラ前を横切った人を思いっきり映してしまったので、そこだけカットしました^^;)

奥村主将の表情、いいですね〜
走攻守揃って、ガッツのあるよい選手!
プロ志望届を提出済みで、ドラフトを待ちます。

第二試合の前橋育英vs明徳義塾の先発投手は
高橋光成くんvs小方くん。

秋晴れの空の下、試合前にキャッチボールする前橋育英ナイン

キャッチボールする高橋光成投手





試合前にキャッチボールする高橋光成投手と小川駿輝捕手(前橋育英)。

光成くん、スタンドからの声援に律儀に応えていました(^^)

前橋育英vs明徳義塾スタメン

明徳義塾の2年生エース、岸くんは、今大会では右翼手登録で背番号9。
ちょっとレアな(^^)背番号9の岸くんを撮ってみました。

ライトを守る岸潤一郎選手(明徳義塾)

マウンドに上がる前橋育英の2年生エース、高橋光成投手

光成くんは、立ち上がりいきなり逸崎くんにクリーンヒットを打たれピンチを背負い
自分のペースを掴めないまま1点先制されてしまいます。
が、好守備にも助けられ、最少失点に抑えます。

前橋育英打線は、3年生左腕・小方投手の前に苦戦していましたが
4回、2巡目に入ると捉え始め、2点奪って逆転。
更に、5回から登板した高木投手からも2得点して突き放します。

明徳義塾は、7回から2年生エース岸投手をマウンドに。

マウンドに上がる岸潤一郎投手(明徳義塾)

ここから、球場の空気が変わりました。

岸くんは、新チームで県大会を勝ち上がっている最中で
今大会は、エースNo.を3年生に譲り、外野手登録での出場になりましたが
やっぱり凄いピッチャーだなぁと感じました。

マウンドでの存在感、糸を引くようなストレート、切れのよい変化球...
ピッチャーらしいピッチャー。
さすが、1年生から明徳義塾のマウンドを任されてきたピッチャー。
いつかきっと、プロになるんだろうなぁ...
と思いながら見ていました。

同じ2年生の快投に刺激されたのか
光成くんのピッチングも尻上がりにリズムよくなって
序盤苦しんでいた制球もだんだん落ち着いてきて
ストレート、スライダー、フォークを組み合わせ
三振こそ少なかったものの、打たせて取る投球で相手打線を2失点に抑え
4-2で前橋育英が勝ちました。

前橋育英vs明徳義塾終了時のスコアボード

校歌斉唱する前橋育英ナイン

校歌斉唱する前橋育英ナイン(動画)

なんといっても、前橋育英は守備が堅い。
内野も外野も、本当に動きがきびきびしていて
よく鍛えられているなぁと思いました。

特に高橋知也くんと土屋くんの二遊間の呼吸が最高。
そして、光成くんのバント処理も素晴らしかった。
センター工藤くんの守備範囲の広さも...

サードの荒井主将が、みんなに声を掛けていて
ランナーが1塁に出ると、必ず
「ゲッツーとるよ、ゲッツー」
5回にタイムリーを浴びて1点返されたときにも、すぐに
「光成、切り替えて」と光成くんに声掛け。

さすが、甲子園優勝チーム。
よい試合を魅せてもらいました。

第三試合の大阪桐蔭vs常総学院の先発投手は
葛川くんvs飯田くん。

大阪桐蔭vs常総学院スタメン

マウンドに上がる飯田晴海投手(常総学院)。

飯田くんは、本来の調子ではなかったと思いますが
それでも、随所に"らしさ"を感じさせるピッチングでした。

緩急つけて投げ分けて
内角への厳しい攻めで、結構死球も当ててしまいましたが
常に表情を変えることなく、落ち着いています。

なんといっても、ランナーが出たときの牽制球が素晴らしい!
普段は、テンポよくどんどん投げ込んで行きますが
ランナーが出ると、間合いを変えて、長く持ってみたり...

総合力で戦う投手だなぁと感じました。
完成度の高いピッチャー。

試合は、打ち合いの展開。
大阪桐蔭が4点取ると、すぐに常総学院が、4番内田選手の特大ホームランなどで4点返します。

森友哉選手(大阪桐蔭)

内田靖人選手(常総学院)

内田くんが放ったレフト場外、木立の向こうへ消えていく特大ツーランホームランには
度肝抜かれました〜
打った瞬間、行った!という当りでした。

その後、5回から大阪桐蔭は網本くんにスイッチ。
お互いに1点ずつ加え、5-5の同点で9回に。

延長戦はタイブレークとなるので、ちょっとそれも見てみたいな、と思っていたら
大阪桐蔭森友哉くんがランナー1塁に置いて、打ちました。
ライトスタンドに飛び込む決勝のツーランホームラン。

飯田くんがファーストに牽制球を投げた後、やや高めに行ってしまったかな...

目の前で内田くんのホームランを見て
森くんも燃えてるかな、と思いましたが、やっぱりそうだった。

場内大盛り上がりでした〜

そのまま大阪桐蔭が逃げ切って、7-5で勝ちました。

大阪桐蔭vs常総学院終了時のスコアボード

スコア見ても分かるように、本当に拮抗したナイスゲームでした〜

校歌斉唱する大阪桐蔭ナイン

(動画も撮りましたが、カメラの前を横切る人多数のためUPできず...残念)

高校野球のピッチャーは、どんどんテンポよく投げるので
試合も早く進んで、見ていて気持ちよいです。

とはいえ、朝早くから、約7時間、芝生に座り続けてさすがに疲れました。
今日も、少し筋肉痛です...(>_<)

でも、観に行ってよかった!

光成くんを生で観られたのはもちろん
前橋育英の鉄壁守備を目の前で感じることができたし
奥村くん、庄司くん、岸くん、飯田くん、内田くん、森くん
それぞれに持ち味を発揮してくれたし
本当に楽しい一日になりました。

長くなってしまいましたが...
選手の皆さん、ありがとう〜

彼らの中から、ファイターズの一員になる選手が出たら嬉しいな。