2011年を振り返り...忘れられない東海大相模、選抜優勝☆

早いもので、2011年も残すところ3日になりました。
テレビや新聞では、今年を振り返る話題が多く見られます。

そんな中で、やはり忘れられないのは、東海大相模高校の春の甲子園選抜大会優勝。
今年の春の甲子園は、県内から2校が出場するという楽しみな大会でした。

大会前の2校の様子がYouTubeにUPされていました。↓
【東海大相模と横浜、神奈川新聞などを訪問/神奈川新聞（カナロコ）】
http://www.youtube.com/watch?v=fH42HiBp_dI

この時は、近藤くんが横浜高校の主将で、東海大相模の主将の佐藤くんと
「甲子園の決勝で必ず会おう！」とテレビ収録で決意表明していました。
(その前に山内くんと談笑していた近藤くんの笑顔、いいネ)

でも、この日は3/11...この後に、あの震災があったと思うと......

未曾有の大災害に遭って
選抜大会は開催できるのか、開催してもいいのか
直前まで揺れた大会でした。

被災し、練習どころか、食事さえままならなかった東北高校の野球部の選手たち。
彼らに比べれば、神奈川の選手たちは、恵まれていたとは思いますが
あの頃、県内でも計画停電があったり、流通が滞ったりで
いつも通りの生活、練習はできなかっただろうと想像します。
夢に見た甲子園。だけれど、直前まで、甲子園で野球ができるのか分からなかった...
開催が決まってからも、複雑な想いを抱えての大会だったと思います。

横高は、初戦、2年生エース山内くんのまさかの乱調...(涙)
甲子園は夢の舞台だけれど、そこで平常心で戦うのは、本当に難しいんですね...
絶対的エースという存在がいなかった今年の横高。
主将でキャッチャーだった近藤くんにとっても、苦しかった思い出、かな...
でも、やっぱり甲子園で戦えたのは、特別で、凄いことだよね。

”決勝戦で神奈川対決”の夢は叶いませんでしたが、東海大相模は快進撃を続けました。
とにかく、打って走ってまた打って...
結局、大会新記録の74安打を放ち、決勝戦では強豪九州国際大付に6-1の大差で勝って
優勝しました。

優勝の瞬間、みんながマウンドに集まって喜びを爆発させることはなく
静かに整列しました。
選手で話し合って、そう決めたんだそうです。

主将の佐藤くんは、野球をすることを許してもらった感謝の気持ちを語りました。
あの優勝インタビュー、立派だったよ...^^

神奈川新聞社に優勝報告をしたときの様子もありました。↓
【東海大相模、選抜高校野球優勝報告/神奈川新聞(カナロコ)】
http://www.youtube.com/watch?v=A4gYgX512fo&feature=relmfu

特別な大会になった今年の春の選抜甲子園。
チーム一丸となって戦って、圧倒的な強さを見せてくれた東海大相模の活躍は
とても嬉しかったし、力をもらいました。

改めて...東海大相模の皆さん、選抜優勝、おめでとう〜

それでも、夏は横高に阻まれてしまう(^^；)神奈川で勝ち抜くのは厳しいなぁ。

佐藤くんや臼田くんや渡辺くん...大学に進学するよね。
大学での活躍を楽しみにしています！

そして、新チームは秋の関東大会では残念な結果になってしまいましたが
来年、また成長した姿を見せてください。
特に、エースの庄司くんには頑張って欲しい！(地元相模原出身なので^o^)

頑張れ！神奈川の、全国の、高校球児たち〜