まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

横浜高校、いざ決勝戦!

熱いねー

ホントに熱い(^^)

2017年夏の甲子園を目指す神奈川大会も佳境に入り
今日、準決勝が行われました。

7/25に相洋との戦いを制してベスト4に進んだ横浜高校
昨秋の県大会では引き分け再試合にもつれたこの二校の戦いでしたが
初回、万波くんの走者一掃三塁打で先制した横浜ペースで試合は進み
先発した塩原くんもナイスピッチング。
追加点が欲しいところで辻村くん、増田くんのホームランも出て
9-1で横浜が7回コールドで勝ちました。

この試合で印象に残ったのは
相洋のエース伊藤くんと横浜の4番増田くんとの勝負。

結果は増田くんの2安打(1本塁打)1三振でしたが
ホームランを打った前の打席で
外角への変化球を際どいところに決められ
珍しく見逃し三振を喫していた増田くんが
外への変化球をマークしながら
内角に少し甘めにきたストレートを反応で打ったという
その打球が打った瞬間それと分かるレフトスタンドへのホームラン!

5回戦での同点弾に続き、2試合連続弾は
さすが増田くんでした。

そして今日、準々決勝に続きハマスタで行われた準決勝。
第一試合は横浜vs桐光学園、第1シード同士の対戦となりました。
なんと、3年連続夏の準決勝で激突している両校(@_@)

先発投手は、横浜・塩原くん(3年)vs桐光・谷村くん(1年)。
桐光がこの大一番で1年生右腕を先発させたことに少しびっくりしました。

今日も先攻の横浜はいきなり先頭の長南くんがツーベースで出ると
送りバントでチャンスを広げ
相手のバッテリーミスで1点先制します。

続く2回も
四死球と連打で満塁のチャンスを掴んだ横浜が
山崎くんの左中間を破る走者一掃タイムリーツーベースで追加点。

5-0と点差を広げ、横浜ペースになるか?と思われた3回裏
桐光はダブルプレー崩れの間に1点を返すと
二つの四球で満塁となり
横浜が伝令で一呼吸置いたところで
続く打者・桂川くんが初球を思い切り振り抜き
打球は高々と舞い上がり、レフトスタンド上段へ...

5-5の同点。

その後四球を許したところで横浜は早くも継投に。
そこで奥村くん(3年)が見事後続を断ち、ゲームは振り出しに戻りました。

さすが準決勝。
簡単な試合はありません。

同点に追いつかれた4回表。
横浜は3回途中からマウンドに上がっていた桐光1年生左腕・冨田くんを攻め
2番山崎くんの技あり右中間へのタイムリーツーベースで再び1点リード。

一方、横浜も4回裏から1年生左腕・及川くんをマウンドへ。

この1年生左腕同士の投げ合いも印象的でした。

内野スタンドは平日にも拘わらず満員。
外野もかなりの人が入っている状態の中
物怖じせずに投げる1年生。凄いです。

中盤は、横浜がチャンスを作るもダブルプレーなどで得点できず
なんとなく、流れが相手に傾いてしまいそうな雰囲気...

6回裏には及川くんがピンチを背負うと
ライトを守っていた万波くんがマウンドへ。
そこで万波くん
相手の送りバントでの走者を刺したり
力のある球を投げ込んでナイスリリーフ。

そろそろ追加点を欲しい。
そんな7回表。

頼れる横浜の4番がやってくれました!

神奈川No.1バッターに対して
内外角・緩急をうまく使って攻めていた桐光バッテリーでしたが
やや甘めに入った球を増田くんは見逃さず
右打ちだけど”右方向に引っ張った”打球は
外野手の頭を越え
ぐんぐん伸びて
It is gone〜〜〜

右中間スタンドへ。

なんだかもう

なんていうのかな

増田珠。

笑顔でダイヤモンドを回ってくるその姿をテレビで見ながら

なんか
じわじわと
胸がじーんとして

凄いなぁ

本当に。

感動っていうか
しばし浸っていたい感じというか
涙が出そうになった。

その後、相手バッテリーにも動揺があったのか
四球からチャンスを広げ
小泉くんの内野ゴロ併殺崩れの間に更に1点。

こういう、長打あり、相手の隙を突く細かい得点あり、が横高。

8-5。

ところが
3年続けて横浜に負けるわけにはいかないという
桐光ナインは強い気持ちで食らいついてきます。

7回裏。
万波くんがヒット、バッテリーミス、四球でピンチを背負うと
ついに横浜のエースNo.1板川くん(2年)がマウンドへ。

板川投手も気持ちのこもった投球で
「1」を背負った意地を見せてくれました。

9回表。

増田くん、今度は内角の球を詰まりながらも振り切って
高く上がった打球は切れずにレフトスタンドへ吸い込まれて行きました(@_@)

実は今日の増田くんは最初の2打席
右腕谷村くんのシュートに詰まらされて
内野フライ、ファウルフライに打ち取られていました。

たぶん詰まらされて悔しかったと思う。

その後左の冨田くんに代わり
四球、右中間へのホームラン、そして
最後は内角に来た球を引っ張って放り込んだ。

右へ左へ広角に2本のホームラン。

恐るべし、増田珠。

9回裏
板川くんが齋籐くんにソロホームランを浴び
好調の山田くんヒット、更に四死球とピンチを背負いましたが

最後、棒田くんを三振に打ち取って試合終了。

10-6で横浜が勝ち、決勝進出を決めました。

点差よりも接戦な印象でした。

敗れはしたものの、桐光の気迫も凄かった。

最後の死球なんて
もう当たってでも出てやる、みたいな^^;
関屋キャプテンの執念、感じました。

1年生の谷村投手、冨田投手は
今後の成長がとても期待できる選手ですね。
また来年、楽しみにしています。

横高にとっては今日の試合
途中、タイムリーヒット性の打球が審判さんに当たって戻って来ちゃったり
際どい投球のボール判定があったり

不運な雰囲気もありました。

そんな中
横高ナインはドタバタせずによく戦いました。

塩原くんも、慎重に丁寧に投げようとするあまり
四球が続いてしまったけれど
これからも気持ちブラさずに脱力投法、磨き続けて欲しい。

そして増田くん。

1年生時からのハマスタ通算7本塁打だそうで...
大舞台に強いんだなぁ。
本当に凄い選手だなと改めて思う。

そのホームランも
「ここで点が欲しい」
そういう場面で打ってくれる。

もう平田監督がハグでもチュウでもしたくなっちゃう気持ち分かります(笑)

打つだけじゃないんだな。

センターに飛んだヒット性の打球を
再三ナイスキャッチしてチームを救ってる。

増田珠。

横浜高校・増田珠くんの夏を
ずーっと見ていたい。

さあ
明日。

いざ決勝戦

神奈川の頂点に立って
甲子園へ!

頑張れ!横浜高校
頑張れ!増田珠くん〜

応援していますo(^-^)o


【追記】
そして決まったね!!明日の決勝戦の相手。
東海大相模
神奈川のライバル2強がぶつかる決勝戦
今年は本当に力的にも拮抗してるんじゃないかな。
白熱した戦い、楽しみだ!