まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

トウカイテイオーの父、皇帝シンボリルドルフ逝く

昨日、日本競馬界の伝説の馬、シンボリルドルフが、成田のシンボリ牧場
30年の生涯を閉じました(人間でいうと100歳前後の大往生だそうです)。

ルドルフは、1983年のデビュー以来、無敗のまま、翌年のクラシック3レース
(皐月賞日本ダービー菊花賞)を制覇し、無敗の3冠馬となりました。

この3レースには、デビュー以来優秀な成績を収めた3歳馬(当時は年の数え方が違って4歳馬)
だけが出場することができますが、ということは、一生に一度きりのチャンスなわけで、
しかも、それぞれコースも距離も異なるレースをすべて1位で駆け抜けるというのは、
容易には成し遂げることのできない快挙なのです。
(人間だって、距離によって、走り方も違うし、適性も違いますよね)

そんな快挙を成し遂げたルドルフですが、とても頭のよい馬で、負けず嫌いだった、
と聞きます。

いつも先頭でゴールを駆け抜ける、誰かが前にいるのは大嫌い。
まさに"皇帝"の走り...


日本ダービーは、春の早慶戦(六大学野球)と日程がかぶるんですよねー。
当時、早慶戦の応援をしながら、ダービーの結果も気になっていたのを思い出します(笑)。


年代ごとに強い馬はいますが、これまでの数ある日本の競走馬の中でも、
皇帝シンボリルドルフは、1,2を争う最強馬ではないでしょうか。


私にとってのシンボリルドルフは、そんな輝かしい本人(?)の戦績もさることながら、
私が最も愛した競走馬(^^)トウカイテイオーの父としての印象が強いのです。

最強だった父のDNAを受け継ぎ、父子での3冠を期待されたテイオー。
皐月賞パドックで"出会った"ときの衝撃は、今でも鮮明に覚えています。

ちょっと濃いめの鹿毛の馬体がキラキラしていて、スマートな鼻筋に白いライン。
そして何より、独特のリズムで弾むように運ぶ足。
そこだけ、後光が差していたというか... そのオーラにバーンと打たれた感じでした。

隣にいた見知らぬおじさまが、「あの馬、絶対買わなきゃダメだよ」と教えてくれた(^^)
けど、私はもうテイオーに一目惚れ、恋に落ちてましたから、もちろん単勝で買いました。


あの日から、引退式まで、テイオーを追いかけた(笑)日々。
今日、あの頃の熱い想いが、甦ってきました......


その話を始めると、長〜くなってしまうので(^_^;)
今日は、父シンボリルドルフの偉業に想いを馳せながら、感謝の気持ちを天国に送ります...

皇帝シンボリルドルフへ。感動をありがとう...