祝☆花咲徳栄高校、初優勝！

花咲徳栄高校の皆さん
夏の甲子園初優勝、おめでとうございます！

埼玉県勢としても初の夏全国制覇とのこと
おめでとうございます！

個人的には、横高が初戦で敗れてしまって
凹んでいたのですが...^^;

今年の甲子園は熱戦が多く
いつの間にか試合に引き込まれ
手に汗握って観ていました。

中でも
花咲徳栄の快進撃には興奮しました^^

昨年から中軸を打っていたセンスの塊・西川愛也くん。
今大会最速右腕・清水達也くん。
清水くんとダブルエースの綱脇慧くん。
2年生で4番を張る野村佑希くん。
そして、ハートは熱く頭はクールな感じの主将・千丸剛くん。

個性的で魅力的なメンバーたちが
投・走・攻・守、すべてにおいて高いレベルで
一球一球粘り強く戦う、チームの強さを感じました。

能力のあるタレントもいますが
決して誰かにおんぶにだっこなチームではなく
切れ目のないしぶとい打線。

日替わりヒーローの活躍もありました。

昨日の準決勝、東海大菅生戦では
埼玉と西東京、お互いによく知っているチーム同士。
そしてよく似たチーム同士。

花咲は綱脇くん-清水くん、菅生は松本くん-戸田くんのリレー。
制球よく上下左右と緩急を使って丁寧に打ち取って行く先発投手と
投げっぷりよく抑える右の本格派の継投。

俊足巧打の嫌らしい(^^)1・2番から
長打力のある中軸打線、しぶとい下位打線で大量得点を奪う。
そして堅い守り。

で、予想通りの接戦となりました。
花咲が珍しくリードされ、追いつき、追い越し、また追いつかれ延長戦へ。

最後は投手力に勝る花咲が
菅生を振り切って勝った、そんな印象の試合でした。

決勝の相手は、強豪・広陵高校。

大会個人最多本塁打記録を塗り替えた(6本)強肩強打の捕手
中村奨成くんの大活躍で引っ張ってきた勢いのあるチーム。

エース平元銀次郎くんと山本雅也くんの両左腕を中心とした継投で
決勝戦まで勝ち上がって来ました。

ただ、今大会での平元くんは
本来の調子ではなかったようです。

今日も先攻の花咲打線は
立ち上がり、いきなり平元くんに襲いかかります。

先頭の太刀岡くんがヒットで出ると
何でもできる器用でパンチも効いた攻撃的2番、千丸くんも
思い切り引っ張ってライトへのヒットでチャンスを広げます。

そこに大会屈指の好打者・西川くん。

昨年、2年生の頃から甲子園で中軸を打っていた西川くんですが
この大会では厳しいマークに遭い
なかなか思うような結果を残せていませんでした。

準決勝の東海大菅生戦では
ついに西川シフトまで敷かれて(^^;
外野は右よりに深く、セカンドは芝生に入るくらい深く。

それでも引っ張った西川くん。
ヒット性の当りも捕られてアウトになる場面もありました。

モヤモヤ感があったろうと思います。

サインかもしれませんが
ファーストストライクにバットが出ていないようにも見えて。

9回の打席も三振。
モヤモヤしたまま試合が終わってしまうのか。

ところが9回裏、菅生が諦めない粘りの攻撃で
2点差を追いつきます。

延長戦、迎えた11回表。
再び西川くんに打席が巡って来ました。
そこで思い切りバットを振って
打球はライト前にバウンド、チャンスを作り
高井くんのタイムリーで勝ち越しのホームイン。

たぶん完璧に捉えたとは言えない打球だったと思う。
けど、しっかりスイングして勝利に繋がったことで
ホッしたというか、何か吹っ切れたのかもしれません。

私もあのヒットを見て
これをきっかけに、西川くんの調子が戻ってくるんじゃないかな
そんな気がしました。

今日の決勝戦の初回。
先頭からの連打でノーアウト2・3塁の場面。

高めのストレートを思い切りよく叩いて
打球は詰まりながらもセカンドの頭を越え
ライトの前に落ちました。

2点先制タイムリーツーベース。

見事でした。
気持ちで運んだヒットに見えた。

その後も、花咲打線は広陵バッテリーを攻め続け
得点を重ねて行きました。

花咲の先発、綱脇くんは、この日も丁寧なピッチング。
失点はあったものの、ビッグイニングを作らせず。
配球も変化球もキレていた^^

5回裏、綱脇くんが連打を浴び1失点
この試合3点目を奪われたところで
清水くんがマウンドへ。

いきなり強打者・中村くんとの対戦。
で、強い当りのサードゴロが内野安打になりましたが
後続を断ち、切り抜けました。

その後、清水くんは速い直球と落ちる変化球で広陵打線を1失点に抑え
14-4と大量リードで迎えた最終回
最後の打者をライトフライに打ち取りゲームセット。

全試合終わってみて

花咲徳栄は強かった。

継投で勝ち進みましたが、そのタイミングが毎試合絶妙でした。

みんな選球眼がよく
ボール球を振らずに、追い込まれても粘り
結局甘い球を投げさせてそれをしっかり打つ。

どういう練習をしたらあんな風にできるようになるのかな
と思いました。

レフトの西川くんは、昨秋大胸筋断裂という大怪我をして
今でも全力投球が難しい状態だったそうで

守備ではセンターの太刀岡くんが随分カバーしていたようでした。
左中間の連係、印象に残りました。

閉会式で
大会旗と国旗の降納の際
大会歌と国歌を口ずさんでいた西川くんの表情も印象的でした。

成し遂げたんだなぁ。

それから

強打者、中村くんとも果敢に勝負をして
ヒットは打たれながらも得点には絡ませなかった
花咲バッテリー、頑張りました。

伝令のタイミングも絶妙でした。

岩井監督、これまで何度か夏の甲子園にやって来て
そのたびに、後の優勝チームとの対戦で敗れ

きっとその積み重ねた経験があってのこのチーム。

甲子園での全試合、9点以上取る破壊力で
本当に強かった。

花咲徳栄の皆さん
優勝おめでとうございました。

それにしても西川愛也くん
いい選手だな〜

ファイターズで
遙輝＆愛也のハルマナコンビとか

実現したらロマンあるなぁ...

と言ってみる(爆)

増田珠くんと西川愛也くんと
二人とも来てくれたら最高だなぁ...

と
無理を承知で言ってみました...

選手の皆さん、お疲れさまでした！

さあ、次はU18侍たちが悲願の世界一に挑戦だ！