5連勝のち3連敗(>_<)

ＧＷ前半、投打が噛み合って5連勝で5割に戻したファイターズでしたが

5/5〜7、福岡で行われたホークス3連戦では3連敗を喫し
借金生活に戻ってしまいました(ToT)

ホークス戦では、先発したメンドーサ投手、浦野投手は好投してしっかり試合を作ったのに
打線の援護少なく、エラーで決勝点を奪われる悔し過ぎる展開。

そして昨日の3戦目は、吉川くんが先発して...
初回、翔くんのツーランHRで先制！というよいスタートだったにも拘わらず
なんと細川選手に逆転3ランHRを浴びて、結局試合は負けました。

でも、3試合とも接戦だったし
相手の裏ローテのピッチャーに付け入る隙がなかったわけではなく
エラーなければ...あと1本タイムリーが出ていれば...逆に3連勝だってありえたと思います。

ただ、吉川投手が苦しいピッチングだったのは事実でした。

昨日、テレビの解説者の方にも
吉川くんの球がよかったときの球じゃなくなっていることを指摘されていました。

今年、オープン戦からずっと気になっていましたが...

やっぱり、球速が出ていないよね。

シーズン始まっても、速くなる様子がなかったのに
当初、試合後の首脳陣のコメントは「球は悪くなかった」というような話で
スピードガンや素人目には分からないけど、技術的には問題ないのかなと思ってました。

けど、やっぱり、気持ちの問題とか、それだけじゃないよね。

相手チームにも、一昨年の吉川投手のピッチングとは違うと分析されているようで

本当はファイターズの首脳陣も分かっているけど
弱みを見せることになるので、そうは言っていなかっただけなのかな...

昨日の試合後の栗山監督は
「吉川選手らしさがなかなか出てきません」という質問に

「その吉川らしさというのが何かは分からないけど、勝ちながら前に進ませてあげたいと思っていた。フォアボールで苦しむというところはなくなってきたんだけど」

私が思う吉川らしさとは、強くて速い速球でグイグイ押していくピッチングです。

3月の神宮でのオープン戦のとき
フルカウントになりながら、どうにかこうにか切り抜けていた時も
吉川くんらしい速球ではなく、変化球でかわしながらの投球でした。

まるで別人、だと思いました。

昨年のように調整遅れだったのなら、だんだん上がってくるのかと思っていましたが
今年はそう感じられないので、とても心配になっています。

肩、肘を痛めたせいなのかな...

力投派、本格派の投手の最大の魅力は剛速球。
やっぱり、速いストレートでねじ伏せる投球って、わくわくします。

でも、由規も、雄星くんも、吉川くんも
肩や肘を痛めてからは
なかなか、強いストレートを取り戻せずにいます...(T_T)

吉川くんが変わってしまったのは、怪我のせいではないのかもしれないけれど

このままでは、チームを勝たせることも吉川くん自身が勝つことも難しい。

でも、諦めるのはまだ早い。

なので、今無理矢理一軍の試合で投げ続けるんではなくて
しっかり原因を見極めて、対策して
強くて速いストレートと、ある程度のコントロールを両立させられるように調整して欲しい。

やれることはすべてやっても
もうあのストレートを取り戻せないのであれば...

その時には、残念だけれど
生き残りのために、ピッチングを変えて行かなければならないかもしれないけど...

吉川くんは26歳。
まだまだ、諦めて欲しくない。

一ファンの願いです。

一ファンの願いがもう一つ。

近藤健介をキャッチャーとしてじっくり育てて欲しい。

コンスケくんは器用だし、運動能力が高いので
急造サードもそれなりにこなすでしょう。

でも、急造はあくまでも急造。

苦しいときに、当たり前でないことをやるのは
一時的には前に進む突破口になると思いますが
それはあくまでも一時しのぎだと思います。

コンスケくんを本当にサードにコンバートするならば
ファームで育成して欲しいし

そもそも
キャッチャー近藤健介を見切ってしまうのはまだ早いんじゃないのかな。

それだけ彼の打撃への期待が高いのだと思いますが

確かにコンスケくんは将来3割バッターに育つ能力を持っていると思いますが

今、コンスケくんは高卒3年目の二十歳。

身の丈以上の働きを今の彼に期待して、プレッシャー掛けるのは
成長を妨げることになりかねないと心配してしまいます。

今年、大野捕手の怪我で、コンスケくんに大きなチャンスが巡ってきていました。
そのチャンスを掴まねばと思ったでしょう。

ただ、いつからなのか、もしかしたら昨年肩の違和感があった頃からなのか
送球フォームを変えようとしたからか
送球が定まらなくなってしまいました。

本来なら、もう少しじっくりゆっくり育ってくれればよかったのですが
鶴ちゃんのFAのタイミングもあり
球団がコンスケくんに掛ける期待が大きく、本人もそれを感じていたでしょう。

送球がうまくいかないプレッシャーがどんどん大きくなっていったように感じます。

でも、リード面では解説の光山さんにも認めていただけるようになったし
キャッチングだって、修行中だけれど一軍でマスクを被れるレベルにはあると思います。

発展途上の二十歳、まだ充分飛躍の可能性を秘めている二十歳の捕手です。

本人は、どんな形でも一軍で試合に出られるなら
必死にやろうと思うでしょう。

その必死さが、大きすぎる期待やプレッシャーで
空回りして自信を失ってしまうことになりはしないか、心配です(>_<)

今は、必死さを捕手としての成長に繋げて行って欲しい。

送球に苦しんではいるけれど、きっと乗り越えられると思うし
今現在、高卒3年目の捕手として、ちゃんと育ってきていると思うんだよなぁ。

打って守れる日本を代表する捕手になる目標に向かって
日々成長していくコンスケくんの姿を見守って行きたい。

相変わらず勝手な応援でした。

頑張れ！ファイターズ〜
頑張れ！吉川光夫〜
頑張れ！近藤健介くん〜