まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

栗山監督

バタバタと過ごした週末が過ぎ
録画したテレビ朝日の「Get Sports」栗山監督のロングインタビューをさっき観ました(^^)

長いつきあいのナンチャンが聞き手だったのもあって
見応えのある内容でした。

昨年もロングインタビューがありましたが
優勝から最下位、まさに天国と地獄の2年間でしたね。

今季シーズン中、栗山監督が何を考えているんだろう?じっくり聞いてみたい、と
何度か思いました。

吉川くんのこと、コンスケくんのこと、大谷くん二刀流のこと。

ナンチャンが、結構鋭く、私が聞きたかった質問ぶつけてくれたので
そういう気持ちで送り出していたんだな、と監督の想いを知ることができました。

栗山監督は、育成という面では、よい監督、指導者だな、と思います。

それは、昨年もそう思っていましたが
この番組を見て、改めて感じました。

できると信じて、我慢して使う。

言うのは簡単だけど、実践するのはとても難しいことだと思います。
でも、選手を育てるには、必要なことだと思うので
栗山監督は、世代交代時期に差し掛かったファイターズの若手育成のためには適任なんだと思います。

大きな流れで見れば、翔くん、陽岱鋼がチームを引っ張る存在に育ってきているし
吉川くんが2年連続でローテを守り、もう少しで真のエースになろうとしています。

ちびっこギャングや、大谷くんといった将来のファイターズの中心選手になる人材も
よい経験を積みつつある。

この2年間で、ちゃんと未来への種まきはしていると思います。


ただ、今季のように、過渡期でレギュラーに定着できる選手が少ない状況で
その場その場で最善の策を立て、勝負をしなければならないところでの
勝負師として、指揮官としての采配には、ちょっとハテナな感じもありました。

素人が生意気なことを書いてますが

監督も話していたように
来季は、また原点に戻って
勝ちたい、がむしゃらな野球をして
コーチに止めてもらう。
その点では、白井コーチの加入でよい方向に向かうといいな〜と思います。

監督の話を聞いていて
やりたかったことは理解できました。

ただ、選手は常にその期待の通りにできるわけではないので
そこのところの見極めもしながら
育成と勝負のバランスをうまくとっていってくれたら。

吉川くんの起用法については
シーズン中、こんなに負けさせてしまってどうするのよ、と怒りも覚えました。

でも、当然だけど、監督も吉川投手をどうしたらいいのか、いろいろ悩んでいたんですね。

終わってみて、15も負けさせてしまったけれど
どんなに苦しくても、最後までローテをはずさずに先発させたことで
吉川投手がエースへの階段を上ることができたのなら、それもよかったかもしれません。

コンスケくんのことも、本当に将来ファイターズの主軸を任せる選手に育って欲しい
という期待の大きさが伝わりました。

吉川くんも、コンスケくんも、今季は監督の期待に応えられたとは言えないけれど
来年、もう一皮剥けて成長した姿を見せて欲しい。

そして、中田翔のサードコンバートに託した監督の想いも伝わりました。

翔くんには、ボールの近くでプレーさせたい。

一番いいのはピッチャー、キャッチャーだけど
その次に近い内野手
常にミスのリスクの多い場所で、緊張感を持ってプレーさせたい。

中田翔を一流の選手にするために...

守備の負担で打撃に悪影響が出るのでは、と心配する声も多いですが
監督は、緊張感を持って守備をすることで、打撃ももっとレベルアップできると考えている
中田翔はもっとできる選手だと。


栗山監督は、次の10年のファイターズを支える選手を育てているんだな、と感じました。

これまでのファイターズを支えた選手たちが、多くのファンに愛されるチームに育ててきて
10年後も、同じようにファンに愛されるファイターズであるために...

その次の10年の土台作りをしているんだな〜きっと。

3年目の来季、もう一度栗山監督を胴上げできるように
選手のみんな、頼むよ〜