まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

今季1番の魂のこもった投球でした

よ〜し〜か〜わ〜くん〜(ToT)


吉川くん〜


今季、なかなか自分のピッチングをできなかった吉川投手が

凄い集中力を持って、マウンドにいました。

相手の先発投手は開幕から21連勝のマー君

だけど、同じ世代のピッチャーとして、意地もあったと思います。


前回の投げ合いは、5/1のKスタ宮城
そのときは、吉川くんはまだ投げ込み不足なところがありながらも好投...
6回、117球、被安打6、奪三振6、与四球2、与死球1、失点4(自責1)。

その試合の記事
「吉川vs田中の投手戦、だったけど...」〜2013/5/1
http://d.hatena.ne.jp/N0205128/20130501/1367413845


吉川くんの出来は、そのときよりもよかった。

テレビからも、気持ちが伝わってきました。


けど、試合の流れは、前回と似たような感じになってしまいました。

先に1点もぎとったのに
守備の乱れが絡んで逆転されてしまった。

今日の吉川くんは、8回、127球、被安打8、奪三振4、与四球2、失点3(自責1)。

前回も今日も、エラー3。

記録に残らない守備のミスは、もっとあった。


解説の金村さんも話していましたが

ちょうど、私も、今朝のブログに書きましたが

今季、守備位置が固定されないことによる弊害が出ていると思います。


故障者がいて、なかなか難しい部分もあるでしょう。


けど、日替わり守備では選手も混乱するだろうし
呼吸が合わなくなるのもある意味当然かもしれません。


公式サイトの監督のコメントに
「しっかり守って点を与えないというのがファイターズのベースにある。
ミスがつきもののスポーツだけれども、キャンプから練習を重ねてきて
技術を発揮できないのなら何か理由があるんだと思う。
(能力を)引き出せないのはこちらの責任でもあるので」
とあります。


シーズン当初は、未熟な西川くんとまだチームに馴染んでいなかったビッキーの二遊間が
守備のリズムを悪くする場面が多かったように思います。

でも、後半は、日替わり守備の影響が大きいように感じます。

実際、今日は赤田選手がファーストを守っていましたが
赤田選手がキャンプから練習を重ねてきたのは外野守備であって
内野のランダウンプレーの練習は、重ねていないわけで

今日ではないけど、西川くんのファースト、レフトしかり
コンスケくんのライトしかり


正直、今のファイターズの守備力を見ていると
二つのポジションをこなす、なんて...

まずは、1軍の試合に出るために、最低限、当たり前のことは当たり前にできる力
を身につけてから。


佐藤選手のレフト守備の乱れについては、言い訳はできないようにも思いますが
それでも、金村さんに言わせれば、普段はライト守備だから、やはり打球判断や
ポジショニングに問題があるということらしいです。

普段慣れない守備位置で、問題なのは、その場の守備だけでなく
周りとの連係、呼吸が合わせにくいということ。

なんというか...
今日のミスは、レフトフライに打ち取ったのに、必要ないバックホームの送球が逸れて
その間に3塁ランナー生還とか、もうありえない出来事で

ホームのところでがっくりと膝に手を置いて息を吐いた吉川くんの姿は
痛ましかった...(涙)


今季、守備の乱れが多かったけど
吉川くんのときに、特に多かったように感じるのは、気のせい?


マックが転んだのも、確か吉川くんのとき。


最初は、吉川くんのリズムがよくないのかなと思ってたけど
今日とかは、テンポよく投げてました。
なのに...

いくらなんでもあり得ない出来事が何度も起きて
吉川くんはそのたびに自分を奮い立たせてきたけれど
カバーしきれなかったね...


それでも、今日は8回まで投げた吉川投手の意地を見ました。

魂の投球だと、私は感じました。


最近、「魂で打った」とかって、連発されると魂が安売りされてるみたいで
ちょっと違和感があったりしますが

私の好きな、魂のこもったプレー...今日の吉川光夫は、確かに、ホントに
魂のこもった、気持ちの入った投球でした。


そんな吉川投手の姿を見れば

こんな形で敗戦投手にしてしまうなんて、耐えられない。


エース同士の投げ合いで
そうそう点を取れないのであれば

攻撃重視なラインアップでなく
守備重視で行って欲しかったな...
最初から守備固めするくらいな勢いでやってくれたら

試合が終わったとき、勝っても負けても「痺れる投手戦だった」って感動するような
試合であって欲しかった。


吉川くん、お疲れさまでした。

もう、負け数は気にしないで...

体をしっかりケアしてくださいね。

来年は、きっと、もう一皮剥けた吉川光夫投手を見られる予感がします。

本当のエースと呼ばれる強いピッチャーになってください!