まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

投手の勝ち負けというものは...〜ダル〜吉川くん〜(T_T)

ダル珍記録 24年ぶり4度目0-1敗戦〜日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20130915-1189484.html


日本時間の早朝行われたMLBレンジャーズvsアスレチックスに先発した
レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が、0-1で敗れ、9敗目を喫しました(12勝9敗)。

今日のダルビッシュ投手は、初回に四球と2塁打で1点を許すも
尻上がりに調子を上げ、7回、113球、被安打4、奪三振10、与四球1、失点1。

先発投手としては、充分に試合を作ることができました。

けど、敗戦投手...

0-1で敗戦投手となったのは今季4度目で
メジャーでは24年ぶり、ア・リーグでは史上3人目の珍記録とのこと(>o<)

ダルビッシュ投手のコメント
「フラストレーションレベルはゼロです。これは野球だから仕方ない。
どのチームもいい時と悪い時がありますし、その時にいかにチームが力を合わせて
前を向いて戦っていくかだと思います」


完封しないと勝てない。
となると、正直、ピッチャーとしてはどうすることもできないよね。

クオリティ・スタート(QS)という指標があるように
6回以上投げ、自責点3以内に抑えれば、先発投手としての役割は果たしており
その試合の勝敗の責任(というのを決めなければならないなら)は、打線かリリーフ陣にある...

昨日、ファイターズvsホークス観戦中の、夫との会話...
「今日の吉川くんが負け投手なんて〜(ToT)」
「3失点までで勝てない試合は、投手に負けつけないで、打者に負けつければ」
「そうだよね〜今日の負けの責任負うのは打線、敗戦打者だよねー」

ダルビッシュ投手が言うように
野球はチームで戦うもので、投打噛み合わないとチームは勝てません。
投手だけが好投してもダメ、打線だけが点を取ってもダメ...

ただ、投手の出来が勝敗を大きく左右するのも事実で
だから、投手に勝ち負けをつけるんだろうと思いますが

確かに、投げた試合でチームが勝つ、ことが1番の目標なわけだから
1失点でも負けたらダメ、5失点でも勝てばよい、という見方もある。

よく言われる「勝てる投手」っていうのは
その試合の勝敗を左右する場面で、失点しないこと...なのかな。


でも、やっぱり私は、現状の投手の「勝敗」っていう数字には違和感を感じてしまう。

ダルビッシュ投手の9敗とか
吉川投手の13敗とか...(T_T)


吉川くん、昨日で7勝13敗になってしまいました。

昨日は、6回、119球、被安打4、奪三振9、与四球5、失点2。
試合は1-2で逆転負け。
1点のリードを守りきれず...


吉川光夫投手の今季の成績(9/14現在)。
4/3 ● 先発 ● 6回4失点(自責4) 6.00
4/10 ○ 先発 ○ 7回0失点(自責0) 2.77
4/17 ○ 先発 ○ 7回2失点(自責2) 2.70
4/24 ○ 先発 ○ 6回3失点(自責3) 3.12
5/1 ● 先発 ● 6回4失点(自責1) 2.81
5/9 ● 先発 ● 6回5失点(自責5) 3.55
5/15 ● 先発 ● 4回4失点(自責3) 3.83
5/22 ○ 先発 ○ 8回0失点(自責0) 3.22
5/29 ○ 先発 ○ 7回1失点(自責1) 2.98
6/5 ● 先発 - 8回1失点(自責1) 2.76
6/12 ● 先発 ● 5回5失点(自責5) 3.20
6/22 ○ 先発 - 2 1/3回0失点(自責0) 3.10
6/28 ○ 先発 ○ 6 1/3回1失点(自責1) 2.96
7/5 ● 先発 ● 6回2失点(自責2) 2.96
7/12 ● 先発 ● 5回1失点(自責1) 2.90
7/26 ● 先発 ● 7回5失点(自責5) 3.15
8/4 ● 先発 ● 4 1/3回7失点(自責7) 3.64
8/11 ● 先発 ● 6 2/3回3失点(自責3) 3.67
8/18 ● 先発 ● 3 1/3回3失点(自責3) 3.80
8/25 ○ 先発 ○ 7 2/3回0失点(自責0) 3.55
9/1 ● 先発 - 7回3失点(自責0) 3.36
9/8 ● 先発 ● 8回3失点(自責3) 3.36
9/14 ● 先発 ● 6回2失点(自責2) 3.34

23試合中、6回以上投げたのは17試合、7回以上は9試合。
QS達成したのは、14試合。
QS達成率.608。現在の防御率は3.34。

ちなみに、リーグ投手成績防御率順位を見ると

6位 則本昂大(楽) 3.30 23試合、完投3、13勝7敗、勝率.650、147 1/3回、被安打122
本塁打12、奪三振114、与四球44、与死球6、暴投4、失点56、自責点54

7位 吉川光夫(日) 3.34 23試合、完投1、7勝13敗、勝率.350、140回、被安打127
本塁打9、奪三振114、与四球51、与死球4、暴投2、失点59、自責点52

則本投手がQS達成したのは、16試合で、達成率は.695。

【追記 2013/9/15 19:15
則本投手は、1試合中継ぎ登板があったので、先発試合は22試合。
22試合中QS達成試合は16なので、達成率は.727になりますね。失礼しましたm(_ _)m】

確かに、則本投手の方が防御率もQS達成率も上ではあるけれど
数字で見ると、勝敗数がまったく逆になるほど大きな差はないよね...(^_^;;;)

気になるのは、やっぱり四球の数かな。
7 1/3イニング吉川くんの方が少ないのに、四球は7多い。

あと、失点が3多いのに、自責点は2少ない...
これは、守備力の差かな。

試合は、1点でも相手が上回れば勝てないものだから
結局は、さっきも書いたように、勝敗を分ける場面での失点の差なのかもしれません。

勝ち切れない、というのは
たぶん、四球や守備の乱れからの失点が、勝敗に絡んでいるのかな...

はぁ......ため息...

それにしても、今季の吉川くんが13も負けるほど酷かったわけじゃないと
数字が語ってくれています。

13敗って、あまり見ない気がするけど
夫曰く「負けが混んだら、ローテ外されるか抹消されるでしょ、普通」

そうだよね〜
普通だったら、途中でローテ外されてるよね。

そう考えると、勝てないながらも、よくローテ守って投げ続けた結果
とも言えるんだよね。

13の負け星は、苦しみながらも、吉川くんが頑張った、勲章...

な〜んてね(^^;

吉川贔屓な、吉川投手に甘い私です。

もう、ここまできたら、勝ち負け気にせず
来季に繋がるピッチングで今季を締めくくってください!

頑張れ!吉川光夫