理想の自分との戦い

昨日のファイターズvsイーグルスの試合に関する記事を読みました。

マー君、復活ショー！13Kで6勝〜スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20120714-OHT1T00052.htm
「三振を気にするより、打ち取ればいい。理想は27球で27個のアウトだけど
それは絶対に無理。究極は81球で27個のアウト」
マー君が腰痛でファーム調整中に、三振が取れずに悩んでいた釜田くんにかけた言葉...

佑、マー君に完敗…ワースト３冠〜サンスポ
http://www.sanspo.com/baseball/news/20120714/fig12071405040000-n1.html
「（田中から）２、３点だったら取ってもらえると思い、２失点までと思って投げました。
いいところを狙いすぎた。もっと大胆に行けばよかったと思います」
「（内容好転まで）もう少しのところにきている。そのもう少しができないのが
歯がゆい。（球宴期間で）いろいろ考えて、しっかり機能できるように反省して
考えていきたい」

ファイターズファンとしては、非常に悔しい記事だけれど
心に響く言葉があったので、ここに持ってきました。
(タイトルには「んっ」(-_-#)と思うところもありますが、そのまま載せました)

「理想」「歯がゆい」という言葉から
「理想の自分」「理想の投球」に少しでも近づけたいという気持ちが伝わってきます。

それにしても、”斎藤佑樹”って、ホントに大変だなぁ...と思います(しみじみ)

高校時代からずっと、いろんな人からあれこれ言われ、騒がれ
プロ2年目で、まだ実績は残せていないうちから(1年目での成績は充分よくやったと思う)
開幕を任され、背負わなきゃいけない状況...

それでも、”持ってる”、大舞台に強い彼ならやってくれるんじゃないか
と期待を掛けてしまいますが

普通の精神力だったら、とっくに潰されてるよなぁ...

もっと自分の気持ちを前に出した方が、チームのみんなも一つになれるんじゃないか
なんておこがましくも思ったりしますが...

前にも少し書きましたが、自分の気持ちをそのまま出さないことで
佑ちゃんは、周囲から自分を守ってきたのかな、とも思うし...

今、理想の自分、理想の投球を目指して、もがいている「歯がゆい」思いが伝わってきて

母目線で見たら、「そんなに頑張らなくていいよ...」と言いたくなります。

でも、ファン目線で見たら、「乗り越えて大きくなれ！」と思います。

華や人気って、プロとしては大切なことだと思うんです。

すべてのプロ野球選手に華がなきゃいけないとは思わないし
地味でも職人肌な選手には魅力あります。
けど、地味な選手ばっかりでは、プロとしてはやっぱり寂しいです。

佑ちゃんには、他の人が手に入れたくてもなかなか手にできない程の人気があります。
(その、あまりの人気が却って本人を苦しめてるかもしれないけれど)

人気だけ、みたいに言われることは、本人が一番悔しいと感じているだろうし

佑ちゃんが自分で目指している理想の投球に近づけるように、壁を乗り越えて欲しい。
応援しています。

そして、昨日佑ちゃんとバッテリーを組んだコンスケくん。

1ヶ月以上、佑ちゃんに勝ち星がついていない状況で
(そのひとつきの間、佑ちゃんだけが悪かったわけじゃないんだけど...)
女房役としても、なんとか勝ちたいという気持ちで必死にやっていたと思います。

でも、なかなかよい佑ちゃんを引き出すことが出来ずに、コンスケくんも辛かったろうな。
だけど、それも、コンスケくんには経験だね...
日々勉強。

コンスケくんも、理想の自分、理想のキャッチャー目指して、悩んだりもがいたりしながら
一つずつ壁を越えて、前に進んで行ってください。
いつも応援しています。