まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

今夜のライオンズ

今夜のライオンズとマリーンズの試合を観ながら

私は感動していました。


試合は、結局2-2の引き分けということになりました。

ので、西武の選手にとってもファンにとっても、嬉しいと言える結果ではありません。


それでも、私は感動しました。
野球って、本当にいいなぁ...と心がしびれました。


西武の選手は、負けられない緊張のためか、体が金縛りにあっているかのように
ここという場面でミスが出てしまいました。

なので、決して褒められた内容ではありませんでした。

選手にとっては、悔しくて情けない気持ちだったかもしれません。


でも、私には、絶対に負けない、最後まで諦めない、想いが伝わってきました。


心の入っていない緩慢プレーやミスは、許せない。
でも、今日の西武ナインは、必死さ故のミスの連鎖だったように思いました。
(それでも、プロなんだからミスはダメと言われれば、返す言葉はないけれど)


延長に入って、10回の裏、3時間半まであと10分ほどだったでしょうか。

なんとか11回までいきたいと、テンポよく投げる牧田投手。
ボールをすぐにピッチャーに返す野手。


そして、11回に入りました。


ライオンズは、1アウトから星がヒットで出て、ランナー1塁に。
今日、送りバントを失敗していた熊代が今度は決めて、2アウト2塁。

その後、今日当たっていた栗山とは勝負をしないロッテのバッテリー。

そのとき、渡辺監督は次のバッター、原拓也を呼びました。

ユニフォームをぐっと掴んだので「えっ?胸ぐら掴まれてる?」と
一瞬びっくりしましたが、
原選手のほっぺを両手でガシガシして...

「今日のことはすべて忘れて、この打席のことだけ考えなさい」
と監督は話したそうです。

......原選手は、今日、セカンドゴロを信じられないようなタイムリーエラー。
更に、ここぞというチャンスで、送りバント失敗。
ミス続きでした......


監督と原選手の、そのシーンを見ながら、私はなぜだか胸がじーんとしていました。


打席に入る原。
必死でなんとかしようとする気持ち。

2アウト1,2塁でボールカウントも3ボール2ストライクのフルカウント。

ピッチャーもバッターも
魂がこもった最後の1球。


原選手のバットは空を切り、三振。
この瞬間、西武の勝ちはなくなりました。

悔しさのあまり、バットを叩きつける原...


原選手...この悔しさを忘れないでいてください。


でも、ライオンズの牧田投手の心は切れていませんでした。
9回からマウンドを任され、11回裏までしっかり抑えました。
ライオンズは、負けませんでした。


ということで、CS進出の行方は、明日の最終戦に持ち越し。
最後まで、望みを繋いでくれて、ありがとう。


西武に残された道は、日ハムに勝って、オリックスソフトバンクに負けるケースのみ。


ただ、明日は登板濃厚と思われていたダルビッシュが登板しないということで
西武にとっては、わずかな希望が残されています...

オリックスはもちろんエースの金子千尋が投げます。

ライオンズは、ホームでのリーグ最終戦
もうここまで来たら、楽しんでプレーして欲しいです。


負けるな!原拓也(東海大相模出身!)〜
頑張れ!埼玉西武ライオンズ