まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

明治神宮大会三日目〜大学の部

明治神宮大会三日目。今日も、午後からは大学の部2試合が行われました。

第1試合は、大阪体育大vs東北福祉大

大阪体育大は、3年生左腕・松葉くん(来年ドラフト候補)
東北福祉大は、やはり3年生左腕・萩野くんが先発しました。

松葉くんは、140キロ半ばから後半のストレートでグイグイ押します。
萩野くんは、コントロールよく打たせて取る投球で、内野ゴロ量産。
接戦の投手戦になりました。

5回裏、東北福祉大は、萩野投手自身がライト前ヒットを打ちチャンスを作りますが
その後タイムリーが出ず無得点。

6回表、大阪体育大もツーアウトからピッチャー松葉くんが内野安打で初ヒット。
しかし、後が内野ゴロで無得点。

どちらも、守備が堅実で上手いですね。
テンポよく速い展開で、1時間半で7回が終了しました。

8回表、大阪体育大の先頭バッターがセンター前にヒットで出ます。
バントで送り、その後代打吉川くんが粘って四球を選び、チャンスを広げます。

そこで、好投してきた萩野投手が降板し、3年生右腕加藤くんに交代しました。
加藤投手が右バッターの田中くんにセンター前ヒットを打たれ、満塁になると
左打者を迎えて、すかさず、4年生左腕相原くんがマウンドへ。

その相原投手、1アウト満塁のピンチでの登板でも、ハートが強い!
後続を三振、内野フライに討ち取り、無得点に抑えました。
思い切った継投が、成功しましたね。

お互いに、一歩も譲らない展開で、これはまたタイブレークか...と思い始めた9回裏。
東北福祉大は、その回の先頭バッター、4年生の尾形くんが松葉投手のストレートを
うまくすくい上げ...ライトフライか?と思ったら、ぐんぐん伸びてそのままスタンドへ。
打った本人も、監督さんも驚いたさよならホームランでした。

ヒーローになった尾形くんは、塁に出ることを考えて打ったそうです。
敗れた大阪体育大の松葉投手は、本当に1球に泣きました。

東北福祉大の監督さんは、東北代表としての思いを語っていました。
被災地でボランティアなども経験してきた選手たちの粘り強さ、底力を感じました。

東北福祉大は、次は明大との準決勝です。
明大・野村くんと東北福祉大・中根くんの投げ合いとなるのか。
強打の明治打線対東北福祉大の好投手&好守備というのも、楽しみです。

第2試合は、九州共立大vs創価大。

九州共立大は、前回函館大戦で好リリーフをした2年生の大瀬良くんが先発。
創価大は、3年生エースの小川くんが先発です。

対照的な両投手。
大瀬良くんは、恵まれた体格から力のあるボールを投げ込む豪腕ピッチャー。
一方、小川くんは、170センチと小柄ながら、足を高く上げる独特のフォームで
コントロールよく140キロの速球と切れのよい変化球で勝負します。

今日の大瀬良投手は、本人の出来自体は悪くなかったと言いますが
初回から創価打線に捉まってしまいます。
先頭バッターがヒットで出て、送りバントの後、ツーアウトになるも、4番大古くんが
イムリーツーベースで1点先制。
立ち上がりを攻めた創価が、流れを呼び込み、大瀬良投手は自分のリズムを取り戻せない様子でした。

その裏、九州共立大も、ツーアウトから2塁打でチャンスを作りますが、後続が続かず
無得点に終わります。

創価の小川投手は、魂が乗った投球(監督談)を続け、結局9回を完封。

九州共立大の大瀬良投手は、4回・5回にも追加点を奪われ、その後立ち直ったようにも
見えましたが、最後まで本来の力強い投球は見られませんでした。

試合は、0-3で創価大の勝利。
大瀬良投手は悔し涙を流していました...

優勝候補の九州共立大が敗れ、左腕エース川満投手が見られなくなったのは残念ですが
大瀬良投手も川満投手も、まだ来年があります。
一層成長した姿で、また戻って来てください。

それにしても、さすが各地の大会を勝ち進んできたチームですね〜
本当によいピッチャーがたくさんで、見ていて楽しいです^o^。

明日は、高校の部も大学の部も準決勝ですね。
よい試合を期待しています。