まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

横浜と平塚学園が決勝戦へ〜2013夏神奈川準決勝

今日(7/28)横浜スタジアムで、2013年夏の甲子園を目指す神奈川の
準決勝2試合が行われました。

1試合目は、東海大相模vs横浜。
神奈川伝統の一戦です。

東海大相模の先発投手が誰なのか、注目されましたが
なんと!1年生の吉田くんが先発のマウンドに上がりました@o@

横浜の先発投手は、2年生エースの伊藤くん。

前半は、二人ともナイスピッチングで、バックも素晴らしい守備でピッチャーを盛り立て
お互いに一歩も譲らない白熱した試合展開でした。

引き締まったいい試合...1点勝負になるか、と思いました。

ただ、相模の機動力は、横高バッテリーに封じ込められ
じわじわと横浜打線が吉田投手にプレッシャーを掛けていったような感じはありました。

6回、試合が動きます。
横浜、浅間くんのフェンス直撃の2塁打、高濱くんの敬遠気味の四球などで
2アウト2・3塁のチャンス。

続く高井くんフルカウントの末、吉田投手が投げた渾身の球が、ボールの判定。

この四球で、吉田投手がかなり苦しくなりました。

満塁で、キャプテン長谷川くんが打席に入ります。

不思議と、こういう場面では、キーマンに回ってくるんですよね...(^^)

で、長谷川くん、打ちたい気持ちもあったと思いますが
よく見極めて、押し出し四球を選び、均衡が破れました。

そこから、流れが一気に横浜に傾いたようでした。

続く伊藤くんが、走者一掃のタイムリー2塁打を放ち、3点追加。
4-0と、横浜リード。
そこで、ついに吉田くんはマウンドを降り、青島くんに交代しました。

しかし、横高の勢いは止められず、その後相模は佐藤雄偉知くんもマウンドに送りますが
横高は7回に1点、8回に2点を追加して合計7得点、7-0で8回コールドとなりました。

前半の展開からは想像できなかった結末でした。


2試合目は、桐蔭学園vs平塚学園。

桐蔭・齊藤くん、平学・熊谷くんと両エースの投げ合いとなりました。

熊谷くんは、立ち上がり、味方のエラーとバッテリーエラーでばたばたとピンチを背負い
あっという間に2点を失ってしまいます。

でも、今日も、そのままズルズルとなってしまうことはなく
ぎりぎりのところで踏ん張り、それ以上の得点は許しませんでした。

両エースとも、ベストピッチとはいえないものの
ピンチを背負いながらも要所を締める粘りの投球。

5回、平学は長谷川くんの犠牲フライで1点を返し、試合の行方は分からなくなりました。

8回表、桐蔭は2アウト満塁のチャンスでしたが
熊谷くんが気迫の投球を見せ、無失点で切り抜けます。

そこで、流れが少し平学に来たように感じました。

8回裏、平学はランナーを2・3塁に置いて、バッター熊谷くん。

もしかしたら敬遠かな...と思いましたが、桐蔭バッテリーは勝負。

で、カウント1-1のときだったかな...?
桐蔭の齊藤投手が、痛恨のボーク...

平学は追いつき、試合は振り出しに戻りました。

9回表は、熊谷投手が無失点に抑え、9回裏、平学の攻撃。

この回、マウンドに立った齊藤投手が、いつもの齊藤くんではなかったように感じました。

もしかしたら、何かアクシデントがあったのか...
それとも、蓄積した疲労だったのか...

制球を乱し、ランナーを出し、サヨナラのピンチ。

私は、どちらが勝つとしても、ミスじゃなくてヒットで決まって欲しい
と思っていました。

1点を争う好ゲームだったから、最後は決勝打であって欲しい...

打席に入ったのは、1番大谷くん。
準々決勝でも、犠牲フライで3塁からホームへ思い切りよく突っ込み
気迫のヘッドスライディングで生還して決勝点を挙げた大谷選手でした。

その大谷くんが、今日も思い切りよく振り切った打球は
グングン伸びて右中間を越えて行き、勝負を決めるサヨナラ打となりました。
見事な決勝打でした。

3-2で平学が接戦を制し、決勝戦進出を決めました。


今日敗れてしまった東海大相模桐蔭学園の皆さん、お疲れさまでした。

どちらも、素晴らしいチームでした。
もう一度戦ったら、違う結果かもしれない。
けれど、これが高校野球なんですね。


長かった神奈川の戦いも、いよいよあと一日を残すのみ。
190校の中から、勝ち残ったのは2校のみ。

横浜vs平塚学園。

よい試合を期待しています。

頑張れ!神奈川高校球児たち〜