第43回明治神宮野球大会 決勝戦
今日、2012年第43回明治神宮野球大会の決勝戦が行われました。
午前中に行われた高校の部、仙台育英vs関西の試合は乱打戦となりましたが
12-4で仙台育英が勝って、優勝を決めました。
仙台育英の皆さん、優勝おめでとうございます!
来春のセンバツへの東北出場枠を一つ増やすこともできて、よかったですね^^
大差になりましたが、3回のヒット10本で9得点の集中攻撃が凄かったです。
準決勝では、逆に猛攻でコールド勝ちの関西でしたけれど
このあたりがまだ若い新チームならでは、という気がします。
春までに、投手力も含めた守りを更に磨いて、センバツでは成長した姿を見せて欲しいです。
そして、午後に行われた大学の部決勝、法政vs桐蔭横浜の試合は、午前とは打って変わって
1点を争う投手戦になりました。
法政・三嶋(4年)vs桐蔭・小野(3年)の両エースの投げ合いは、見事でした...
連投で、疲れもあったろうと思いますが、二人とも本当によく投げたと思います。
勝負を決めたのは、6回、桐蔭横浜大の山中選手のソロホームラン。
三嶋投手の唯一の失投だったかもしれませんが、それをスタンドへ持って行ったバッターが
よく打ったのだと思います。
両チームとも、チャンスは作りますが、あと1本が出ず
逆に言えば、投手を中心にお互いよく守って要所を締め、得点を許しませんでした。
1点ビハインドの法政は7回の攻撃でチャンスを作り、三嶋くんに代打を送りますが
桐蔭の小野投手が粘り強く抑えます。
その後、法政は船本-石田と継投して、苦しみながらも無失点に抑える一方
桐蔭は小野投手が最後まで投げました。
最終回、法政は2アウト1・2塁のチャンスで、主将の建部くんが打席に立ちましたが
2ボールから高めの球を打ち上げてゲームセット。
桐蔭横浜大の皆さん、おめでとうございます!
東京六大学の代表、法政に優勝して欲しい気持ちもありましたが
神奈川県民としては、神奈川から初めての優勝というのも叶えて欲しい気持ちもあり
フクザツな感じで応援していました^^;
なにより、今年の締めに、こんなナイスゲームを見せてくれた両チームに
心からありがとうと言いたいです。
それにしても、この秋の三嶋投手は、本当に安定感がありましたね〜
好調なときも、そうでないときもあったと思いますが、大崩れせずに
粘り強く投げて試合を作り、チームを牽引してきました。
ベイスターズに入団したら、来年にはプロで活躍する姿を楽しみにしています。
そして、快進撃で全国優勝を果たした桐蔭横浜大。
準々決勝で、オリックスにドラ1指名された松葉投手の大阪体育大に勝った時点で
凄い!と思っていましたが
昨日の準決勝では、ソフトバンクにドラ1指名された東浜投手の登板はなかったものの
東都の覇者・亜細亜大に完封勝利。
そして、今日の決勝戦でも、三嶋投手から1点を奪って、それを守りきっての完封勝利。
バッテリーの頑張りと、堅守が光りました。
攻撃では、日替わりヒーローが現れて...なんというか、風が吹いていたというか
戦うごとに勢いを増して、ついに頂点に立ったという感じがします。
神奈川県民としては、今回、高校の部では県勢の出場がなかったので寂しかったけれど
昨日の社会人日本一に輝いたJX-ENEOSに続き、嬉しい話題となりました^o^
大学4年生には、これが最後の試合...
これから、それぞれの道を歩いて行くと思いますが
皆さんの活躍をお祈りしています。
お疲れさまでした!ありがとう〜