まったりスポーツ観戦&応援日記

日々のスポーツ観戦での感想、気になる選手への応援などを書いていきます。

2012年センバツ第6日

今日(3/27)は大会第6日。第2試合からは2回戦に入ります。

1回戦の最後となった第1試合は、別府青山(大分)vs関東一(東京)。

関東一の2年生エース中村くんvs別府青山の3投手継投策の戦いになりました。

昨秋の神宮大会での好投が印象に残った中村投手。
あのときは、まだ1年生でした。
初戦でいきなり愛工大明電と当たってしまいましたが、濱田投手と堂々と投げ合ってました^^

今日の中村くんは、あのときより更にバージョンアップした感じでした。
初回は、本人も緊張していたと語っていたように、やや球が高めに行ってしまったようですが
その後ペースを取り戻し、どんどん調子に乗っていったようです。
伸びのあるストレートをコーナーに投げ分け、スピードガンでは130キロ台ですが
バッターは振り遅れてしまい、なかなか前に飛ばすことができませんでした。

あの、マウンド上に凛として立ち、ゆったりと振りかぶって投げる美しいフォーム。
私の中では、日大三高から早大に進んだ吉永健太朗投手の佇まいと被ります^^

今日は、5回まではパーフェクトピッチングで、結局被安打2、無四球、13奪三振で完封。

一方、別府青山も、中村くん-安くん-右田くんと、回の途中でも思い切った継投で
関東一を1点に抑えました。
両チームエラー無しの引き締まったよい投手戦でした。

結果は、0-1で関東一の勝利。

次は、関東一vs智辯学園。これも、投手戦になりそうですね。
試合終了後のインタビューで、「今日は2安打完封でしたが、次は?」と聞かれ
「1安打完封で」と答えていた中村くん。
まだまだ可愛らしい笑顔ですが、頭のよい、強い心の持ち主のように見えました^^

第2試合は、浦和学院(埼玉)vs三重(三重)。

この試合も、1点を争う投手戦になりました。

浦学の技巧派投手・佐藤くんと三重の速球派投手・三浦くんの投げ合い。
両者譲らず、7回までスコアボードには000...

動いたのは8回の表、浦学の攻撃。
それまで、何度もチャンスは作っていたものの、最後は三浦投手に抑えられていた
浦学打線でしたが
先頭バッターの9番緑川くんが四球を選ぶと、1アウトの後、2番林崎くんが
セーフティー気味のバントでランナーを2塁へ進めます。

次の当たっている佐藤くんは敬遠され、4番笹川くんも死球で2アウト満塁。
チャンスの場面で、今日5番を任された2年生山根くんが打席に入ります。
そして、1球目から思い切って振りました^o^

打球は、内野の頭を越えて、ライトの前に落ちるタイムリー。
走者二人が一気に還って、浦学が2点先制しました。

山根くんの積極的なバッティングがよかったです!

その後も、佐藤投手が落ち着いて緩急を使ったコントロールのよい投球で抑え切り
結局、被安打3、無四球、奪三振9で完封。
2-0で浦和学院が勝ち、ベスト8進出を決めました。

佐藤くん、立派な浦学のエースに成長しましたね〜

三重の三浦投手も、飄々とした佐藤くんとは対照的な、闘志を前面に出した熱投で
最後までよく投げました。
また、夏に向けて頑張れ!

第3試合は、大阪桐蔭(大阪)vs九州学院(熊本)。

この試合を観ての感想は、「投げも投げたり、打ちも打ったり!」

大型で剛速球の藤浪くん(大阪桐蔭)と、小柄ながら制球よく打者の内角をズバズバ攻める
大塚くん(九州学院)、両投手の投げ合い。
それぞれの強力打線vs両投手の戦いは、観ていてワクワクしました^^

先制したのは、九州学院
4回裏に、2アウト2・3塁のチャンスで、6番米井くんが藤浪投手のストレートを
センターへ打ち返し、一気に2点入ります。

大阪桐蔭は、6回表、2アウト1・2塁の場面で、5番笠松くんが打席に。
徹底した内角攻めに遭い、ファウルで粘った末に、やはり内角にきたストレートを打ち
レフトスタンドへ運びました。大阪桐蔭が3-2と逆転します。

7回表には、藤浪くんにもHR(センターへ@@)が出て、大阪桐蔭が突き放したように
思いましたが、九州学院も諦めることなく、その裏、こちらも好投を続ける
ピッチャー大塚くんのタイムリーで1点を取ります。

9回表には、2アウト2塁の場面で、再び藤浪くんが打席に。
フライを打ち上げてしまいますが、打球が飛んだ位置がショートと外野の中間辺りで
九州学院の好守の溝脇くんがよく追い掛けて手を伸ばしましたが、惜しくもグラブに
収められず...大阪桐蔭に追加点が入りました。

結果、5-3で大阪桐蔭が勝ちました。

九州学院、もっと観ていたかったチームでした。

今日は、見応えのある試合が続きましたね^^
明日も、楽しみにしています。

頑張れ!甲子園球児たち〜